Monday, 1 December 2014

10人の鳥栖が土壇場で劇的同点ゴール!浦和は優勝遠のく引き分け。

2014 J1 第33節 サガン鳥栖 1:1浦和レッズ

今節を迎えた時点で首位に立っている浦和。2位のガンバ大阪とは勝ち点2ポイント差。
浦和としては優勝するためには絶対に落とせない1戦。一方の鳥栖も実は数字上、
優勝の可能性を残している。さらに優勝できなくともACL出場権を得ることができる
3位に滑り込むために勝ち点3が欲しい試合だ。

試合はお互い慎重な展開。両チームの状況としてはともにモチベーション
が高く、もっと白熱した展開を予想していたが、落ち着いた展開となった。
特に浦和はナーバスになっていた様子。中盤のボール争いにおいて細かいファールで
たびたび試合が止まってしまう。膠着した状況が続く中、前半、鳥栖にアクシデント。
ボランチのMF6岡本が怪我で交代を余儀なくされる。その後、お互いチャンスを
迎えることなく、前半を終えた。
試合通して激しくプレスをかける浦和。鳥栖は後半になってもロングボールでの
攻撃が続き、なかなか組み立てができない。それでも決定的なチャンスを与えることなく、
じょじょに運動量で押し込んでいく。
だが鳥栖のペースになりつつあった後半22分、浦和が一瞬の隙を突く。
鳥栖DFライン裏にタテパス1本で浦和FW20李が抜け出し、
GKと1対1のチャンス。後ろから懸命に追う鳥栖DF36菊地だが、PA内でたまらず
倒してしまった。このプレーに主審はレッドカードを提示。浦和はこのプレーで得た
PKをMF22阿部がしっかり沈め、欲しかった先制点を挙げる。
鳥栖は菊地が抜けたポジションにDF4小林が入った。
リードした上、一人多い浦和は無理に点を取らずにボールを回して時間を使うように
なっていく。鳥栖はなかなかボールを奪えない。
鳥栖はパワープレーにでるため、岡本と交代で出場していたMF28高橋に替えてMF29
谷口を投入。高橋には気の毒な状況となった。
試合はそのままロスタイム。ゴール前を引いて固める浦和に向かって鳥栖はGK林が前線
に送ったボールがコーナーキックに。その時点で手元の時計でロスタイム残り1分。
最後のチャンスと見たGK林は浦和ゴール前まで上がってきた。
キッカーはMF14藤田。藤田は右足で鋭いボールを入れるとそれに合わせたのは、
小林。 小林のヘディングシュートはゴール右にそのまま吸い込まれ、ゴール!
土壇場の同点でスタジアムは沸くも、ゴールした小林は喜ぶのもそこそこに
すぐさまセンターサークルに向かって走っていく。最後まで逆転を目指す鳥栖に対して
浦和の選手はショックで立てず。結局、このプレー直後にホイッスルが鳴り、試合終了。
浦和はこの試合、勝ち点1しか積み上げられず、得失点差で首位を明け渡してしまった。
鳥栖にとっても痛い引き分けだったが、10人でこの結果なので胸をはっていいだろう。
リーグ戦は残り1試合。鳥栖はACL出場権をかけてアウェーの鹿島戦に臨む。

Tuesday, 4 November 2014

エース豊田チームを救う2ゴール!土壇場で鳥栖は優勝の可能性を残す。

2014 J1 第31節 サガン鳥栖 2:1 ヴィッセル神戸

鳥栖は前節出場停止だったMF14藤田が先発に復帰。なかなか勝利できない試合
が続くも、優勝の可能性を残すためには絶対に落とせない試合。
対する神戸は日本代表のMF10森岡の他、マルキーニョスやペドロ・ジュニオール
といった強力なアタッカーを擁するチームです。

試合は鳥栖がボールを支配する展開。立ち上がり、FW22池田が相手DF裏に抜け出し、
GKと1対1になるも、シュートははじかれてしまいます。ゴールにはならなかったものの、
鳥栖はいい流れで試合に入ることができました。

神戸はカウンターが多かったのですがMF10森岡が起点となって前線に正確なロングパス
を何本も通してチャンスメイクします。

鳥栖は前半、速攻でMF10金民友がいい形でゴールに迫る機会が何度かありましたが、
いずれもシュートをふかしてしまい、ゴールならず。
他にはMF8水沼が相手GKの位置を見てループ気味にロングシュートを放ちますが、
ポストに嫌われました。

 後半も鳥栖は攻め続けますが、なかなかゴールは決まりません。次第に前がかりに
なったところを神戸に突かれてピンチを招くようになります。
試合はスコアレスのまま、終盤へ。先制点が大きな鍵となると思った矢先でした。
後半31分、神戸FW9石津がスルーパスに抜け出し、GKとの1対1を冷静に流し込んでゴール。
鳥栖は非常に苦しい状況に立たされました。鳥栖の攻撃陣は何人か攻め疲れからか
動きが落ちています。それに今季は逆転勝利の記憶があまりありません。

なんとか気を持ち直してセンターサークルへ走る選手達。これまでホームで負けが続いた
のもあったのでしょう。今度は絶対勝つという気持ちが観客席にも伝わってきました。
後半40分、ボランチで安定したプレーを見せていたMF28高橋が怪我でMF6岡本と交代
となるも、鳥栖は後半42分に同点に追いつきます。 決めたのはFW11豊田。
MF25早坂のクロスをバックヘッド!クロスが来たときは豊田自身、ポジションを
取り直している最中でしたので難しい体勢からのシュートでしたが、何とか枠に
とばしました。

その後、FW9播戸が交代で入り、気持ちの入ったプレーで鳥栖の選手達を鼓舞します。
サポーターの後押しもあり、完全に鳥栖ペース。
逆転ゴールはロスタイムの49分、またしても豊田でした。コーナーキックのこぼれ球
を拾って組み立て直し、MF14藤田がファーで相手DFの背後で待ち構えていた豊田へクロス。
豊田はゴール前フリーでした。落ち着いて胸でトラップしてゴールに押し込み逆転!

最近の流れだと負け試合でしたので、負けも覚悟していましたが、劇的な試合と
なりました。鳥栖に長年いる選手なんかは入団時と比べ、全くの別人ですし、
本当にすごいチームになりましたね。これまで鳥栖というと下手なチームという印象が
周りにもあるようですが、今はもうそんなことはないと断言できます。
残り2試合、優勝の可能性も残っていますし、最後までしっかり戦い抜いて欲しいと
思います。


Tuesday, 28 October 2014

冷静さを欠いて完敗、選手に求められるメンタルとは?

2014 J1 第30節 サガン鳥栖 0:2 アルヴィレックス新潟

上位チームの結果如何によっては優勝も狙える鳥栖。今回のゲームは優勝争いに
踏みとどまるためには絶対に落とせない一戦です。

鳥栖は前節、キャプテンのMF14藤田が累積警告で退場したため、今回の試合は
出場停止。藤田のポジションにはMF6岡本が入り、試合に臨みます。
一方の新潟は残留争いとまではいきませんが、下位に沈んでおり油断できない状況です。

試合は開始早々に鳥栖にビッグチャンス。MF8水沼のスルーパスからFW22池田が
抜け出し、反転して左足のシュートを打つも威力が弱く、GKにセーブされてしまいます。
その後は新潟が激しくプレスをしかけたのもあり、お互いロングボールが多くなりました。
鳥栖は新潟の激しい当たりにペースを崩してしまいます。順位的には鳥栖が上なので
予想以上の当たりに『こんなはずじゃなかった』という思いもあったのかもしれません。
またジャッジの基準が明らかにぶれていたのも混乱を大きくしました。
後ろからのチャージに鳥栖の選手がもんどり打つも笛はならず。逆に鳥栖の選手が新潟
の選手にちょっと手をかけただけでファールをとられる始末。
ボールを奪う度にファールをとられ、リズムを掴めない鳥栖の選手は苛々を募らせていきます。

先制点は新潟でした。鳥栖が自陣で細かくボールをつなごうととすると相手の守備に
阻まれ、こぼれたボールがフリーだった新潟FW指宿にわたってしまい、ゴール左隅に
決められてしまいました。

後半も鳥栖は追いつくべく攻めますが、後1歩のところでゴールが決まりません。
絶好のシュートチャンスで力みすぎて空ぶったり、攻撃が単調になっていました。
原因はジャッジや相手のプレーにかなり苛々していたことにあると思います。
その後、FW25早坂、MF18清武、MF29谷口を投入するもチャンスは作れず。
特に交代の際、MF10金民友を下げたのは不味かったと思います。
金民友は運動量豊富な上、ドリブルで打開でき、アイディアもある選手。
同じ左サイドのDF13安田とのコンビもいいので途中で下がってしまったのは非常に残念
でした。

結局、冷静さを欠いた鳥栖は0-2で完敗。新潟は激しい守備とMFレオ・シルバが
かなり効いていましたね。鳥栖はレオ・シルバからボールを奪えず、引っかきまわされた
感があります。

試合終了後、引き上げる審判団にサポーターが珍しくブーイング。
鳥栖の吉田監督も抗議していました。
確かに不可解なジャッジ、不公平なジャッジは許せません。
でもサッカーには不可解なジャッジはつきものですし、誰かが裏で操作すれば、
どんなことだってあり得るのです。

あってはならないことですが、選手はつとめて冷静にプレーをするしか方法は
ありません。今回のゲームは冷静にやればもっといい戦いができていたはずです。
今季でいえば、対鹿島戦やFC東京戦など、相手の挑発的なプレーに熱くなって
敗戦した試合がいくつかあります。優勝を目指すチームになるためにはどう
すべきか?まだまだ課題はありそうです。



 
 

Monday, 6 October 2014

ここから反撃なるか?久々のクリーンシートでの勝利!

2014 J1第 サガン鳥栖 1:0 横浜Fマリノス

かなり久々のスタジアム観戦です。サガンはここ数試合、調子を落としていた中での
ホームゲーム。ただ不可解な監督交代による混乱の中、結果を求めるのも酷かも
しれません。それでも選手達はプロとしてやってくる試合に対してしっかり戦っていると
思います。

試合は台風が近づく強風の中、行われました。前半は鳥栖が風上にたってプレー。
マリノスはハイボールを蹴ると押し戻されていました。なんとか風上に立っているうちに
先制点がほしい鳥栖。立ち上がりから決定的なチャンスをつくりますが、
MF10金民友のシュートはゴールライン際で相手DFにクリアされます。
この試合は両チームともボールを蹴りあう展開が続きました。風上に立っている時
は有効な戦術かもしれませんが、横浜は名手中村俊輔を欠いていたのもあったかも
しれません。鳥栖も試合通してロングボールを多用してましたが、強風でボールの落下点
が予測しづらく、やりにくそうでした。

先制点は前半38分、鳥栖でした。鳥栖は横浜に攻め込まれ、GK33林が相手シュートをセーブ
するも、なお横浜にリバウンドを拾われ、GK林の頭越しにヘディングシュートを
打たれるという決定的なピンチを迎えますが、ゴールライン上でDF15丹羽が寸前でクリア!
そのクリアボールをFW22池田が拾うと鳥栖は一気にカウンター。池田がドリブルで
相手エリアに持ち込み、スペースの空いていた右サイド、走りこんでいたMF8
水沼へ展開。池田はそのままゴール前へ走りこみます。さらにファーにはFW11豊田も
走りこんでいました。それを見た右サイドの水沼
がクロスを入れるとクロスに合わせたのはFW11豊田!豪快なダイビングヘッドでした。
ニアサイドにFW22池田が走っていたのもよかったですね。

後半、試合は一進一退の攻防が続きます。鳥栖はFW11豊田の1対1やMF8水沼がフリーで
PA内でミドルを放つも決めきれず。横浜にもかなり危ない場面を作られましたが、
GK33林の好セーブや久々チームに戻ったDF2ミンヒョクやDF36菊地の守備で何とか守りきります。
鳥栖は終盤、さらに5バックなどで守備固めをして守りきり、そのままタイムアップ。

鳥栖は課題を残すも久々の完封勝利となりました。
特に気になるのは選手交代です。さらに点を取るために交代カードを切る場合、今の鳥栖の
先発攻撃陣は皆それぞれ、かなり機能しているので替えにくいというのがあります。
誰を替えても交代させられた選手は不満に思うでしょう。
そこをどう攻撃のオプションを増やしていくか。
リーグも佳境に入ってきますが、リーグ優勝、ACLはまだまだ可能性が大きく残されています。
来季につなげるためにも、しっかりとした戦いを見せてほしいです。

Tuesday, 26 August 2014

天皇杯 吉田サガン公式戦初勝利!

2014 第94回 天皇杯第3回戦 

サガン鳥栖 3:1 大分トリニータ(@ベアスタ)

J2時代より同じ九州のチームとして凌ぎを削ってきたチーム同士の対戦。
大分はアグレッシブなプレーが特徴のチーム。田坂監督のもと、着実なチーム
作りをしている印象があります。

鳥栖はこの試合、かなり動きが悪く、特に守備で緩慢なプレスで相手に
簡単に進入を許し、危険な場面を度々招いていました。
これらのピンチは常に安定したセービングを見せるGK33林が何とか
防ぎますが、前半23分にやすやすと失点。
それまでに3点は取られてもおかしくないような出来でしたが、前半は何とか
1失点に抑え、後半にはいりました。

鳥栖はハーフタイムにハッパをかけられたのか、前半と比べて多少動きもよくなりました。
この日の2トップはMF29谷口とMF25早坂。鳥栖は谷口のフィジカルと高さを生かして、
ボールを放り込み、早坂がキープするというパターン。早坂は抜群のキープ力でうまく
起点となっていたのに対し、谷口はよく体を張ってましたが、普段はボランチやCBとして
でることが多いせいか、やりづらそうにも見えました。※というかFWの動きではなかった(笑)

それでも同点ゴールは谷口のプレーから生まれます!コーナーキックで谷口が競った
こぼれ球をMF35金井がヘディングで押し込みました。金井はもともとDF登録で入団
していますが、攻撃でも鋭い得点感覚を持っており、たびたび重要な場面でゴール
を決めています。

鳥栖の逆転ゴールはその直後でした。MF6岡本が相手エリア内でパスをインターセプト
すると裏に抜けようとしていた谷口にすかさずスルーパス。谷口はゴール前フリーになり
シュートは相手GKに一旦弾かれるものの、 リバウンドを再びシュートしてゴール!


鳥栖はそのあとにも1点追加して3-1で逆転勝利を収めました。
前半はどうなることかと思いましたが、しっかり立て直しましたね。

鳥栖は特にMF6岡本が攻守にわたり、存在感を発揮していました。
普段、岡本は中盤の底でプレーすることが多いですが、この試合では攻撃にも
積極的に顔をだし、するどいパスや組み立てを行っていました。
とても技術の高い選手なので今後のプレーに期待です。






今回、鳥栖が悪いながらも、J2時代より同じ九州のチームとして長らくライバル
関係だった大分に逆転勝利を収めたのを見ると感慨深くなりましたね。
監督が変わったりとゴタゴタもありますたが、なんだかんだチームは成長してるのでしょう。
吉田サガンとなって記念すべき公式戦初勝利。さらにこの試合の2日後、鳥栖は
リーグ戦アウェーで大宮を下しています。

今後ともいい状態をキープしてリーグ戦に臨んでほしいですね。
天皇杯では普段出番の少ない選手たちが活躍しました。サブの選手
達にも期待です。

Tuesday, 19 August 2014

突然の新体制!ホーム初陣も悔しい敗戦。

2014 J1 第20節 サガン鳥栖 0:2 FC東京 @ベアスタ

サガンは先日、首位に立った直後に衝撃的な尹監督の解任を発表。
リーグ19節の広島戦からコーチの吉田氏が監督に昇格し、指揮をとっています。

この試合、ホームでの初陣となる吉田サガン。勝って混乱の中にあるチームのもやもやを
吹き飛ばしたいところでしたが、あえなく敗戦。非常に悔しい結果となりました。

試合は開始早々、右サイドで起点となったFC東京FW渡辺からのマイナスのクロスを
MF米本がシュートして先制。鳥栖は集中力を欠いてスペースを空けてしまっていました。
その後、鳥栖も反撃。鳥栖はボールを支配して攻め込むようになります。これまで
タテパス一辺倒のイメージが強かったですが、だいぶボールを動かせるようになりました。
ただ、この試合FC東京サポーターの『ユンジョンファン』コールといった煽りもあり、
鳥栖の選手(特に韓国人選手)は冷静さを欠いていたように見えます。
前半はボールを支配していましたが、前がかりになりすぎてカウンターを喰らい、
GK33林のファインセーブで事無きを得るシーンもいくつか見られました。

試合は0-1のまま後半に入りますが、後半立ち上がりにまたしても鳥栖は失点。
鳥栖の右サイドが守備に戻るのに遅れてしまい、フリーでクロスを上げられ、GK33林
がはじきましたが、ボールはゴール前フリーになっていたFC東京の渡辺のところに
わたってしまいました。渡辺は難なく押し込んで鳥栖は2失点。

鳥栖はフォーメーションを4-4-2からMF6岡本を入れて4-3-3に変更。
何とか局面の打開を試みます。その後、MF谷口も入れてパワープレー
に打って出ますが、なかなか決定的な場面を作れず。

鳥栖の勝ちパターンとしては後半、疲れて相手の運動量が落ちたところを運動量
で勝る鳥栖が押し込むというものでしたが、FC東京の選手も良く走っており、逆に
カウンターで危険な場面を作られてしまいました。 また鳥栖は前半と同じくボールを
よく動かしてサイドからクロスを入れつづけてましたが、FC東京の守りも堅く、
ほとんどはじき返されていました。

試合終了間際、FW11豊田がヘディングで折り返し、MF6岡本がフリーでヘディング
シュートという場面がありましたが、シュートはGK正面を突いてしまい、得点ならず。
鳥栖は完封負けを喫してしまいました。

この試合、敗戦の原因ははっきりしているのでそんなに心配はしていません。
2失点とも不用意にスペースを与えてやられたものです。次からは守備ブロック
やバランスに気をつければ、この試合のような失点は防げるはずです。

攻撃の面ではだいぶボールを動かせており、観ているほうも楽しいサッカーに
なっています。ただこの試合ではサイド一辺倒という感じが強かったので中央から
の崩しやミドルシュートを狙えれば面白いと思います。
攻撃でのパス回しで、CBが起点となる場合、相手FWがパスコースを切りにきたり、
プレッシャーをかけてきてましたが、このようなときはサンフレッチェ広島のように
CB間の距離を縮めて絶えず、ダイレクトでパス交換を繰り返す、あるいは
ボランチも加わって鳥かご状態にして相手FWがボールを追うのをあきらめさせる
のもいいですね。

この試合、FC東京のサポーターが挑発的な応援を繰り返したため、激怒している
鳥栖サポーターも多いようですが、これは怒ってもどうしようもないかなと
感じています。サポーターのこうした煽りや挑発もサッカーの一部ですし、
相手にマナーを求めても無駄でしょう。言って治らないようなレベルだから
相手サポーターはこうした応援を続けているのですからね。

鳥栖は鳥栖で独自のスタイルを築けばいいと思います。試合前にアウェーのサポーター
を拍手で迎えるのは素晴らしい文化です。海外では確かに相手を誹謗、中傷する
応援が多いですが、そんなスタイルで負けた時はどうなるか?すごいみじめですよ!
鳥栖には常に相手をリスペクトするスタイルを守ってほしいですね。


Tuesday, 5 August 2014

ついに首位奪取!鳥栖らしさを存分に発揮した一戦!!

J1 第18節 サガン鳥栖 1:0 名古屋グランパス @ベアスタ

鳥栖は前試合アウェーでセレッソ大阪を破り、勢いにのったままホームにて
名古屋グランパスを迎え撃ちました。名古屋は元日本代表の選手が多数在籍
している上にシーズン途中に柏の司令塔レアンドロ・ドミンゲスを補強。
非常に強力なチームです。

試合の立ち上がり、鳥栖は浮き足立ってしまい何度か名古屋FW永井に裏を取られる
など、いくつか決定的な場面をつくられていました。鳥栖はピンチの場面が続きましたが、
GK33林の好守で何とかしのぐと次第に落ち着きを取り戻していきました。
前半終了間際にはDFラインからしっかりとビルドアップして組み立てれるようになります。
これまではすぐにタテに蹴ることが多かったのですが、ポゼッションもするようになったの
ですね。またロングボールを入れたときでもFW11豊田がしっかりと相手DFをブロックしながら
ボールを収め、起点となっていました。これまではFW11豊田が相手DFと競ってこぼれた
ボールを2列目の選手が拾うというパターンが多かったのですが、
ここでも変化が見られましたね。

鳥栖のチャンスは30分過ぎだったでしょうか?左サイドPA内でだされたパスを味方のスルー
でフリーになったMF10金民友が左足でシュート!シュートはゴール上の取りにくいコースに
飛んだはずですが、名古屋GK楢崎が難なくセーブ。楢崎は後半も鳥栖のチャンスに
度々立ちはだかることになります。

後半、鳥栖は名古屋のレアンドロ・ドミンゲス-永井のホットラインに手を焼きつつも
ペースを握るようになります。鳥栖はサイドを起点とした攻撃でチャンスメイク。特に
左サイドの金民友-安田のコンビが冴え渡っていました。
運動量で圧倒し、セカンドボールやこぼれ球といった類はほとんど鳥栖が
拾っていました。後半は前半よりも多く決定的な場面を作り出します。
FW11豊田が右サイドからのクロスに相手DFライン裏に抜け出しつつ反応、
ゴール前フリーでシュートという絶好のチャンス。トラップまでよかったですが、
すでに相手GK楢崎が詰めており、シュートコースを塞がれてしまいました。
さらにFW22池田もスルーパスでDFライン裏に抜け出し、フリーで
シュートチャンスを得ますが、角度がなくシュートできず。いずれも
楢崎の好セーブにあい、得点に至りません。
後半30分が過ぎてチャンスがありながらも点が入らない状況にスタジアム全体が
次第にやきもきし始めるようになりましたが、38分に待望の先制点が入ります。
CKからこぼれたボールを拾って組み立て直し、MF14藤田が右サイドからクロス。
鳥栖の選手のほとんどがファーに流れており、
相手GK楢崎もファーサイドに反応していましたが、それを見た鳥栖のFW22池田が
ニアに飛び込んで、ギリギリのとこで足に当ててゴール。ボールは楢崎の逆をついて
転々とゴールへ転がっていきました。※スタジアムで見ていたときはトラップミスが入った
のか(笑)と思いました。それぐらい微妙なシュートでした。

先制した鳥栖はMF29谷口、MF6岡本とボランチを2枚入れて守備固め。
おそらく4-1-4-1だったと思います。
5バックみたいに防戦一方ではなかったので多少安心して見れましたが、名古屋は
FW永井のスピードを生かしたカウンターで鳥栖のゴールを脅かします。
1対1の場面もつくられてしまいましたが
GK33林を中心とした守備で守りきり、見事クリーンシートで試合を締めました。

この試合、勝利すれば首位奪取というゲームで鳥栖らしいすばらしいプレーでした。
首位にたったと言っても鳥栖にとっては楽に勝てる試合は一つもないわけで
1試合1試合必死にやっていくしかないと思います。順位のことは忘れて目の前の
試合臨んでいってほしいとですね。