Wednesday, 13 July 2011

あるサポーターの憂鬱

2011 J2 第20節 サガン鳥栖 0:1 カターレ富山

これまで見てきた鳥栖の試合の中で恐らく1番悪いのではと思わせるような試合
でした。監督が記者会見を拒否してしまう気持ちもよく分かります(笑)


今回の試合でこれは両チームに言えることですが、ミスがあまりに多すぎる
ということです。簡単なパスを繋げることができないのでほとんどタテに
放り込んでこぼれ球を拾ってからといった攻撃の仕方でした。
試合の組み立てが全くできていませんでしたね。

その結果グラウンドも広く使うことができず、狭いエリアでのプレーを強いられて
いました。(今思えば、それが富山の戦術だったんだナ)
3人目の動きや裏のスペースを使うことも少なく、足元でボールを貰おうと
するプレーが多くなっていたので、もっと前の選手を追い越すとかして相手
の裏のスペースを突いて欲しかったですね。

守備では不用意にゴール前でファールを与えすぎですし、失点シーンもいつもの
対応してれば問題なかったと思います。


尹監督としては『考えるサッカー』を標榜していますが、相手が自分達を
研究してきて相手の戦術に嵌められた時、どう対処するか。選手達は自分達で
解決策をグラウンドで見出せないといけません。

お金払ってる観客としてはこんな試合は2度と見たくないし、この試合が初観戦
という人ならどう思うか。

鳥栖にはリーダーシップを発揮できる選手がいません。チームがピリッとし
ない時にグラウンドで味方を鼓舞できる選手。こうした選手がいないとチーム
がずるずると悪い方向に行ってしまうと思うんですね。皆、どちらかというとプレー
で引っ張る選手が多いです。こうしたチームの良くない時にサッカーをよく
知っていてリーダーシップのある選手がいれば、ここ数試合の結果は変わっていた
かもしれません。

サッカー観戦してる限り、負け試合が出てくるのはどうしようもないですが、
せめていい試合、いいサッカーが見たい。

サポーターとしては見守るだけでチームに対して何かできるわけではないし、
今回の文章もただの罵倒になってるかもしれませんが(笑)
チームにはたくさんの人が関わってるんだということを認識してほしいですね。

負けた後の1週間は長いゼ・・・

Tuesday, 5 July 2011

少年達よ、良き人生を!

最近、NHKの連続テレビ小説『おひさま』にはまっています。
戦中、戦後を生きていた人達は本当にたくましい。
あの時代の人は今の人より日本人らしさをしっかり持っているところが
いいですね。

先日、九州チャレンジャーズリーグのサガン鳥栖対アビスパ福岡の
試合を観に行ってきました。
その前日はアウェーでロアッソ熊本と対戦したサガン鳥栖。スコアレスドロー
で試合を終えています。チームが停滞気味になっている中、起爆剤になれる選手
はいないのか。控え選手達のプレーをチェックです。

この試合ではトップチームの選手以外にユースや練習生の選手もたくさん
出場しました。もちろん課題はありますが皆、ソツなくプレーができていたと思います。
特にユースの選手はハツラツとしていて見ていて気持ちよかったですね。今後に期待です。

トップチームの選手で目を引いたのは柳澤。チームではMFで登録されてますが
今回はSBで出場(ユース代表ではSBだったそうですね)
センタリングもいいですし、テクニックがあるので1対1で仕掛けれるのがいいですね。
今の鳥栖のSBは層が薄いので彼がリーグ戦でもSBで出られれば鳥栖の攻撃オプションも
きっと増えるはずです。
本人としてはMFで出たいかもしれませんが、左サイドなら左MFの金民友とポジション
チェンジしながらやれると思います。金民友はSBもこなせて、クレバーな選手
ですから、問題ないでしょう。

この試合、結局1-3で敗れてしまいました。この試合で良くなかったのはバランスが
悪いということ。プレーの流れでDFが上がったときに代わりに誰かがその
空いたポジションをカバーするということがありませんでした。
また、攻撃では中盤で組み立てがあまりできず、蹴りこむプレーが多かったですね。

チームの上昇には控え選手の奮起が必要不可欠。そして今回プレーしたユース
の選手達は今後、順調に成長していってほしいし、チームは温かい目で見守って
ほしいですね。

well boys,enjoy your lives (NHK連続テレビ小説おひさまmr.octopusの言葉より少年ver)