Tuesday 30 April 2013

G.W何する? ~英彦山登山~

世間ではG.Wがスタート。自分は特に何するというものではないが、久々登山をしてきた。
行き先は英彦山。かつては修験道の拠点として栄えた山。山にはその昔に山伏が修行
を積んだと思われる洞窟などの史跡がたくさん残っており、見所の多い山だった。

こうして山を登っていると自然の素晴らしさはもちろん、昔の人達の暮らしに思いを馳せること
ができる。普段はそんなこと考えやしないけれど、昔の人達が一生懸命に生きた証を目にする
といろんなことを考えてしまう。英彦山は昔、山伏が厳しい修行を積んだ山というだけあって
登山コースによってはかなり厳しいコースがあった。それに頂上付近に神宮や石段なんかが
あるのを見ると今の時代でも大変なのにどうやって昔の人達は築いていったのだろうかと
つい物思いにふけてしまう。

僕はだいたい月に1回のペースで登山をしている。登山を始めたのは2年くらい前だ。
山に足を一歩踏み入れたとたん、日常のことを忘れることができる。山にはそんな力がある。
自然の中にいるとちょっとリセットした気分になれるのがいい。若いときはあまりアウトドアに興味は
なかったけれど、友人や知り合いに誘われて行ってみてはまった。最近登山はブームに
なっていて若い人もたくさん登っているけれど、それはそれですごいなと思う。自分は
若い頃はあんまりやろうと思わなかったから。

自分自身、登山するようになって感覚が少し鋭くなった気がしている。例えば気候の微妙な
変化とかである。山に入ると危険も全くないわけではないし、危険を防ぐために危機察知能力
がある程度必要になるからだろう。ただ、そんなこと言いながら登山中1回は尻餅ついている
が。

登山はとても魅力があるけれど、登山していて悲しくなることも時々ある。山道が工事で寸断
されていたり、ゴミが捨てられていたりだ。本当にひどい人達がいる。
山を登っていると英彦山みたいに昔の人達が本当に大事にしてきたんだなということが感じさせられることがよくある。だから自分達も山を大事にして後世の人達に山を残していかないといけない。

月1登山のプチ登山愛好家としては自然に対して何ができるのかというのも考えていかなければ
ならないが、まずは尻餅つかずに登れるようになるのが当面の目標である。







Friday 26 April 2013

今後も繰り返される不条理な移籍問題

ドイツブンデスリーガのお話。先日ボルシア・ドルトムントMFマリオ・ゲッツェのバイエルン
移籍が発表された。マリオはドイツサッカー界で将来を嘱望されている選手の
1人で弱冠20歳。ドルトムントには8歳の頃から所属している。
ドルトムントはこれまで2年連続でブンデスリーガを制しており、バイエルンにとって
ドルトムントは最大のライバルだ。バイエルンとしては今回の移籍により、ライバルの
弱体化に成功した形になる。

選手の移籍は選手自身の将来と本人の希望により行なわれるものなので、あまり
とやかく言えないが、同じリーグのライバルから選手を引き抜くというやり方は
感心できない。Jリーグでも浦和レッズがよくJリーグの他チームの主力選手を
獲得しているけれど、イメージがどうしてもヒールみたいになる。
こうしたいわゆるビッグクラブという存在もあった方がリーグも盛り上がるかもしれ
ないが、ビッグクラブはもう少しサッカー界全体のことを考えるべきだと思う。

選手を引き抜かれたクラブは多少の移籍金を得るかもしれないが、これまでその
選手を育てた労力と時間はお金で簡単に清算できるものではないのだ。
さらにビッグクラブへの移籍でたちが悪いのは選手が移籍した後になかなか輝けずに
潰れてしまうケースがあまりに多いことである。選手自身も立派なプロで短い選手生活
なんだし、よりお金がもらえるところに行くのは別に悪いことではないが、
その金額のプレッシャーに負けてしまうのだ。

こうしたビッグクラブは長期的なビジョンを持たずに選手を漁ってしまうとあっという間
に転落してしまう。なぜなら自分達のサッカーを築いてないから。破壊者ともいえるだろう。
どんなに優秀な選手をかき集めても適当に獲っていれば選手はフィットしないし、潰れてしまう。
選手自身が決めたこととはいえ、引き抜きにあったクラブはたまったものではない。
一方でコツコツと自分達のビジョンに沿ってサッカーを築き上げるクラブもある。
若い選手を育てて尚且つ勝利を得ていく。こうしたクラブは創造者といっていい。

最近Jリーグで興味深かったのはガンバ大阪の凋落。昨シーズンの開幕前にガンバがJ2に
降格するなんて誰が予想できただろうか。それまでのガンバは西野監督が作りだした
パスサッカーで魅力的なサッカーを展開していたが、その西野監督との契約延長を見送って
しまった。そして 新しく監督を迎え、新しいチームの編成を行なったが、失敗してしまい
調子を崩し、そのまま降格してしまった。
ガンバ自体は資金力がかなり豊富なチームである。実際、それまでもJの他チームの外国人
ストライカーをよく引き抜いていた。確かに自分達で選手を探したりするよりも、
他チームで活躍してる選手を獲ったほうが楽は楽である。 またガンバの場合、
西野監督がチームのビジョン等をほとんど考えていたのだろう。西野さんがいなくなってから
のフロントの対応はかなりお粗末ではあった。いくらビッグクラブでもマネジメントがしっかり
していなければすぐに転落してしまうのがサッカーの怖いところだ。

サポーターにとって応援してるチームのスター選手が移籍してしまうのはどういった
心境なのだろう。それは全部が全部裏切られたという思いではないはずだ。
チームに対してきちんと筋が通っていれば、大抵快く送り出すケースが多い。
選手自身にとってキャリアの選択は本当に難しいだろう。ただ、重要なのは移籍
先のチームのネームバリューだったりお金ではないのは確かだ。



Tuesday 23 April 2013

走ることについて語るときに僕の語ること

作家 村上春樹氏の走りについてのエッセイのようなものを読んだ。本の中の村上氏の印象として彼は想像以上にストイックでまさにアスリートという感じだった。 自分自身も最近ランニングを始めて1度だけだが、フルマラソンを走っている。走ることに関してのキャリアは彼に遠く及ばないが、共感できる部分がたくさんあって興味深い本だった。

走るというのはやっていて何故こんなことやってるんだろうと思うことが多々あるスポーツだ。とても単調だし、楽しくない。いや楽しくないわけではないが、苦しい。本には走ることで苦しさと向き合うことで生きている実感を得ることができるといったようなことが書かれていたが、まさにその通りだと思う。(解釈について間違ってたら申し訳ない)
僕の場合は達成感を求めて走ることが多い。どれだけの距離を走りぬいたかで走り終えたときに
満足感を得る。そうして走れば走るほど持久力もついてきて自信がついてくる。とてもシンプルなスポーツなのでやった結果が身体にすぐ表れてくる。持久力だけではなく次第に身体が引き締まってくるのが分かる。それから走ってるときは何故か自分はとても有意義なことをしてるんだという気分になる。周りの人々が休日に遊んだりしてるのに自分は黙々走り続けている。走って苦しい思いをすることで自分は頑張ってるんだと思えるからだろう。実際はただの趣味ということになるだが、それはそれで充実してるわけだから悪くない。

走るというのはこれまで脚力に恵まれた人達がやるものだと思っていた。だが、実際走るようになってその考えが変わった。誰でもできるし、人それぞれ自分なりのアプローチで取り組むことができるスポーツだ。ライバルはその他のランナーではなく、自分だ。企業に所属してるアスリートとなると話が違ってくるかもしれないが、 人それぞれ目標に向かって、フォームや練習方法を変えてみたり、自分に合った方法を探しながらタイムを縮めていく。そのためにはまず自分に勝つことが大事だ。そうしてタイムを縮めることができれば、その時は大きな達成感を得ることができるだろう。

先日、僕は初めてフルマラソンを走ってそれなりに納得のいくタイムを出せた。ただ練習も大変だったし、それ以来あまり走ってなかったが、この本を読んでまた走ってみようかなと思うようになった。
走りというのは本当に奥が深いスポーツ。これからは自分なりのペースで走っていきたい。

Monday 22 April 2013

スターバックスの功罪

街をあるけばたくさん目にするコーヒーチェーン。福岡ではシアトル系のコーチェーン、
なかでもスターバックスがダントツで多い。このスターバックスの登場でこれまでコーヒー
に親しみがなかった人もコーヒー好きになった人が多いのではないだろうか。
かくいう自分もその1人である。居心地のいい空間に季節ごとのメニュー、ビバレッジが
あって飽きない。コーヒー豆の種類もいろんな産地から選べることができて豊富だ。
数年前にスターバックスへ行くようになったが、行き始めた当初はスタッフのホスピタリティ
も素晴らしかった。とてもチェーンとは思えなかった。

しかし、最近はお店に行ってもわくわくすることが少なくなってきている。以前はどのお店
もサービスの水準が高かったが、少しずつ落ちてきている。スタッフに豆のことを聞いても
なかなかしっくりくる提案がない。 お店も以前と比べてだいぶ増えた。前はちょっと
特別なお店という感じがあったが、そうではなくなった。さらにスターバックスでは
サービスを拡大し、ディスカバリーズというコンビニで販売するチルドカップを作り始めた
のも大きいだろう。完全に商業主義に走っている気がする。
決定的だったのはドリンクを作る時、手動のエスプレッソマシンから全自動のエスプレッソ
マシンでコーヒーを淹れるようになったとだ。お店側は味は同じと謳うが、明らかに
味は落ちた。お客はそれ以来、シャバシャバのラテを飲む羽目になった。

一方、他のチェーンはどうだろう。同じシアトル系チェーンのタリーズを例に挙げると
タリーズはドリンクを手動のエスプレッソで1杯1杯丁寧につくってくれる。
スターバックスも本来1杯ずつつくるのだろうが、混雑してるときはまとめてだすことも
多い。またコーヒー豆に関しては国内焙煎でわりかし新鮮なコーヒーを飲むことが
できる。対してスターバックスはアメリカで焙煎してあるので店頭にでるころには
どうしても時間はかなりたっている。

ぼろくそに叩いてしまったスターバックス。それでもコーヒーに対するスターバックスの
貢献度は非常に大きい。良質のコーヒーをこれだけ多くの人に提供できるお店は他
にはないからだ。またコーヒーの生産者に目を向けるとこれまでのコーヒー農家は
つくったコーヒー豆を業者に安く買い叩かれて貧しい生活を強いられていた。そこを
スターバックスのような企業が適正な価格でコーヒー豆を購入すれば問題は大きく改善
されるはずなのだ。

今ではフラペチーノをはじめとしたドリンクやフードの充実でコーヒー苦手な人でも楽しめる
ようになったスターバックス。それはそれでとても素晴らしいことだけれど、
いつの日か昔のようなスターバックスに戻り、ゆったりした時間を過せるように
なれば、日本にもカフェ文化が本当に根付いたことになるのかなと思う。


友人が鬱になった。。

先日、大学時代の友人から鬱になったという報告があった。身近でそんな話はほとんど
聞かないので正直驚いている。一体なぜこんなことになったのだろうか?

彼からメールで連絡があったのは3日前。彼は仕事で関東におり、地元が九州だが、
G.Wに九州に帰るので都合が合えば会おうということだった。 その時は
こちらのスケジュールを確認してまた連絡すると返事をした。

ところが、昨日こちらから連絡しないうちに彼からまたメールが来た。どうやら
話したいことがあるらしい。

友人『ちょっと話があるんだけど』
自分『え?何?』
友人『ちょっと考えれば分かるよ』

?どういうことだろう。泊めてくれとかそういうことだろうか。。。

自分『どうしたんだ?泊めてくれってことか?』
友人『いやちゃんとホテルはとってあるよ』

だとしたら何だろうか?ただ彼は自分から話があるって言っておきながら、
一向に電話はしないのだ。どうせ電話代ケチってるだけだろう。
放っておいてもよかったが、こちらから電話をしてみた。

そうしてその時初めて彼が鬱になったということを知らされたのである。
鬱なんて解答、想像できるか。このバカ!

彼曰く話が長くなるので直接会って話をしようと思ったとのこと。それならそれで
いちいち話があるなんてメールすべきではないだろうと思った。

さらに話を聞いていくと勤めている会社には休職届をだしており、今は会社を
休んでいる。そしてこの休みの間、色々と行ったことのない地方へ旅をしてる
という。それだけ聞くと元気そうな感じではあるが、精神安定剤なども服用しないと
落ち着かないそうだ。いずれにせよまだ重症ではないとのことなのでそこだけは
安心できた。

ただ彼が鬱になったのは信じられなかった。なぜなら彼は自己中心的な性格で
相談事があっても相手に電話をかけさせるほどだからだ(笑)
彼は会社を休職していると言っていたが、どれだけ周りに迷惑かけているかも
想像できてないのではないだろうか?彼は軽症だが、治るのに1年はかかると
医者から言われているらしい。もし彼が1年休職するとなると、その間会社は彼の分まで
周りの人が仕事をこなさないといけないし、忙しいからといってうかつに人を雇うことも
できないのだ。
鬱は真面目な人がなりやすいという話を聞いたことがある。
彼の場合、真面目かどうかは知らないが、かなり細かいところがあった。
部屋は几帳面に掃除がされており、本やCDの位置が元の位置から動かされる
のをかなり嫌った。たとえ数センチでさえもである!
とても神経質だったことは確かだ。

社会人になってからはお互いしばらく同じ福岡にいたが、あまり会うことはなかった。
最後に会ったのは彼が関東に異動になるというので2人で飲んだときである。
その時の会計時も自分が支払った。これは送別会の意味もあったので最初から
その時の会計は自分が持つつもりだったが、彼の様子を注意深く見ると
なるべくなら、お金は払いたくなかったのだろう。
財布をだしながらも、なかなかお金を出さなかったのを見て、正直、2人で飲んだ
後悔したくらいである。

恐らく彼は目先の損得に異常に執着するのだ。電話代だってそうだし、飲みの
時もそう。彼は上手くやってるつもりでも、彼自身の考えなんて相手に簡単に
伝わってしまう。それだけでどれだけの不利益を被ることか。

彼が何故鬱になってしまったか。僕が思うに原因はずばりこの損得の執着にあると
考える。こうしたタイプの人はひとつ物事が上手くいかないと癇癪をおこす
パターンが多い。人生、無駄というか損なことから学ぶことの方が多いもの。
人生何事も上手くいくなんてことはない。むしろ上手くいくことの方が
少ない。そうした状況でどう考えてやっていくかが大事だ。

僕は今、彼と会うべきかどうかかなり悩んでいる。彼と話をしても十中八九無駄な時間
を過すことになる。それに人の話を聞くタイプでもないのだ。何気ない話でもこちらの
話にはほとんど耳を傾けないのに、忠告となると結果は火を見るより明らかだ。
これまでは彼がとんでもない人間のように述べてしまっているが、いいヤツでもあるのだ。
実は大学で一番最初の友人でもある。彼のことは心配でもあるし、人生、無駄や損も必要
とするなら会った方がいいのだろうか?この答えはなかなかでそうにない。。

Sunday 21 April 2013

免許更新の時に思ったこと

自分自身、運転はかなり下手な上に不良ドライバーだが、とうとうゴールド免許を
取得することになった。免許がゴールドだからといって運転技術を証明するもので
ないので、たいした自慢にならないが、免許更新の際の講習が短いのはありがたい。

免許更新のときに驚いたのは職員の対応のスムーズさ。これまでの講習とは大違い
だった。なんというか失礼な言い方になるが、公務員のイメージを一気に覆されるような
対応だった。免許更新時はいつも大勢の人で溢れるが、まず開始時刻に整理券が配られ
係員が更新の際の手順を説明する。そして開始時刻になると10人ずつが呼び出されて
手続きを進めていく。最後に簡単な講習があって全部にかかった時間は1時間たらず
だった。今までの免許更新時の係員の対応と大違いで、今回の係員はみなテキパキ
していた。さらにゴールドの免許だと平日に更新に行かなくてすむのはとても大きい。
これまでどうやって免許更新の時間をつくるか四苦八苦していたからだ。

こうして無事におわった今回の免許更新だが、道路交通法に関して、その時の情勢
に応じてどんどん変遷している印象を受けた。法律がどんどん厳しくなっているようだ。
 特に自転車への風当たりは強い。僕は自転車にもよく乗るというのもあって、
腹が立ったということもあるが、法律を厳しくするだけでは根本的な解決にならない。
僕が住んでるのは福岡市だが、事故の多さは全国でもトップ3に入るそうだ。
そもそも福岡市は道路環境が整ってないのである。
車を運転する場合ではところどころ車線が少ない道路が存在し、渋滞をたびたび引き起こしている。さらに信号の配置が悪くて、度々引っかかり、なかなか車が流れない。
例えば直線を走っているとき、信号がずっと先まで配置されているが、青になるのが
奥の方からなのである。信号の設定はよく知らないが、信号は手前から青にしていった
方が流れやすいのではと思う。
一方、自転車では講習でも車道を走れとなってはいるが、福岡市の車道は整備されて
おらずぼこぼこになっており、自転車の細いタイヤではなかなか上手く走れないのだ。

法律でドライバーを締めつける前に環境を整えることを考えるべきである。福岡は
都会と言われているが、他の大都市に比べ、街の設計がかなりマズイと思う。
それは車道などといった交通環境だけではない。市はこういったところから
取り組んでほしい。

Saturday 20 April 2013

サポーターの心構えとは

サガン鳥栖が3連敗。サポーターとしてはつらい日々が続きます。多くのサポーターの
場合、贔屓のチームが負けた後の1週間はブルーになります。何も手につかない人も
多いでしょう。僕も以前はそうでした。ただそれでは生活に支障をきたすと思いました。

それではこうした時、サポーターはどうすればいいのでしょう?僕がだした結論は目の前
の結果に一喜一憂せず、長い目でチームを見ることです。サガン鳥栖がまだJ2にいた
時のこと。僕はホームゲームは必ず観戦しにスタジアムまで足を運んでいました。そこで
チームが勝った時はいいですが、負けた時はとてつもない脱力感に襲われてました。
ショックでどうでもよくなってしまうのです。もちろんその週は仕事も手につきません。
僕はこのままでは非常にまずいと思いました。
あるゲームで鳥栖は昇格争いの可能性がほぼなくなるという敗戦を喫したときの
ことです。 よくよく考えるとそもそも鳥栖はまだ昇格に値しないチームなのではと
思うようになりました。当時はだいぶプロチームらしくなってましたが、自前で練習場
は持ってないし、予算も下から数えた方がいい規模の予算しかありません。
さらに予算のない地方のチームがリーグを戦っていくにはサンフレッチェ広島のように
下部組織が充実していなければいけませんが、ユースからトップチームに昇格した選手は
当時いませんでした。そう考えると昇格はあと10年はかかる
んじゃないかと思いました。こうして僕はチームについて長い目で見るようになって
いったのです。

それに鳥栖の場合、解散の危機をこれまで何度か経験しています。昔は来年チームは
あるのだろうかという心配をしたサポーターがたくさんいたわけです。そうしたこともあり、
応援できるチームがあるだけで幸せだとも思いました。

またサポーターは自分の生活を充実させることも重要でしょう。なぜなら、サポーターは
自分の生活が充実してなくても、チームが勝っていれば幸せだから。これは一見
良いことに思えても非常に危険なことです。チームの成績でサポーターの生活
というか人生が左右されては大変です。僕の場合、仕事はイマイチですが趣味は
増えました(笑)

僕がこうした考え方をするようになって4年。実はこうした考えをするようになった途端
とんとん拍子で鳥栖は昇格しましたが、これでよかったと思っています。
 チームを応援しつつ、自分のこともしっかりやって素晴らしいサポーターライフを
送りましょう。

Friday 19 April 2013

流行ってなんなのサ!

髪が伸びたので切りたいな~と思い、いろいろとヘアスタイルを探したときのこと。
見事に似たようなヘアスタイルが並んでしまっている。一体どうなってるのか?
多少違うのかもしれないが、全部同じように見える。例えば最近はツーブロックが
流行ってるようで『ハードパーマツーブロック』『セミツーブロック』『ツーブロックモテショート』
等など。

え~と・・・他のスタイルはできないのでしょうか?こうなったらツーブロック似合わない人は
スタイル探すの一苦労ですよね。日本の場合、特にヘアスタイルに限らず右に倣えといった
傾向が多いと思います。周りの人のを何も知らずに見て『おしゃれだな~』と思った矢先、
実は流行のスタイルだったと知った時の失望感。『そうか、お前もカ』

ただ、こうしたことはどうしような部分もあるでしょうね。何しろヘアスタイルに限らず行く先行く先でお店が流行のスタイルを薦めるのですから。流行というものはぐるぐる回るものですし、
本当に気に入ったのがあれば、取り入れればいい。確かに流行の先取りをしていると
かっこよく見えるかも。でもそんな無理して追いかけるものでもない。大事なのは個性です。

 昔は僕も流行にあこがれてた時期がありました。でも今は違う。流行ってるということは
皆がやってるんですよね?それってやっぱり嫌です。
ちなみに僕は『変わってますね』とよく言われます。確かに僕は変わってるかもしれない。
空気も読めないし、思ったことが口にでることがあるので目上の人に対して失礼な物言
いもよくしてしまう。こういった点は僕自身も直さねばと思っている。でも
『じゃあ普通って何なのサ?』とも思います。スーパーでも形の違う野菜はおつとめ品
になってしまいますが、自分もきっとそういう存在なのでしょう。でもおつとめ品が味
が落ちるかというとそうではないはずです。

高校時代の時でした。制服はブレザーでアレンジがあまりきかなかったということも
あり、夏服を着る時期にあえてブレザーを着たり?といったことをしていた人がいました。
これも個性。でも僕的にはNGです。なぜならダサいから。目立ちたいがための
行為はダサいだけだと思います。やはり自然体で個性を発揮しなければ。
時々、腰パンする人を見かけますが、高校の制服の場合、案外下手なことせず、
きちっと着たほうが一番のような気がします。

何だかまとまらなくなってきたのでまとめます。重要なのは自分らしくいることですね。
そして自分らしさとはどういうものかを追い求めるためにはやはり色々なスタイル
から選べる環境があるべきですね。



Wednesday 17 April 2013

苦しいチームの心境

サガン鳥栖とうとうリーグ戦連敗してしまいまいしたねぇ。昨季は連敗が非常に
少なかったので心配ではあります。ところで僕がサガン鳥栖の試合を観戦する
際、対戦チームが連敗中だとちょっと嫌な感じがします。というのは、連敗中の
チームはがむしゃらに来るチームが多いからです。そうしたチームを相手に
受けに回ると苦しくなりますね。
今回サガン鳥栖は連敗を喫してしまったわけですが、相手にとって嫌なチーム
になりえるのかというのを考えてみました。おそらくがむしゃらに行くことは
行くのでしょうが、連敗した時にでた課題が修正されているのかどうかが
問題です。これまで自分が気になった課題をあげてみると次のようになります。

その1 センターバック。
昨季在籍していたキムクナンの穴が埋まっていません。おまけに主力の小林、
若手期待の坂井が負傷。かなり苦しい台所事情です。

その2 左サイドバック
このポジションは長らく人材不足で本来攻撃の選手であるキムミヌが入ったり
しています。彼の攻撃力を考えるともったいないですね。

その3 連携不足
これはチーム全体の問題ですが、昨年と比べて守備でプレスをかけにいく場合や
チャレンジ&カバーで連携がとれていません。粘り強い対応ができていないです。
また攻撃でもチャンスはあるのにボールを持ってない選手のフリーランが悪くて
チャンスをフイにしていますね。

これらを解消するために大事なのはコレクティブにプレーをして選手1人1人が
チームを助けること。さらにべテラン選手の活躍に期待したいですね。
個人的にはDFの木谷、磯崎にでてきてチームを引っ張ってもらいたいです。
まだまだシーズンは始まったばかり。修正する時間はたくさんあるはず。

ここは尹監督の手腕に期待です。 GO!FOR!WIN!!!

プロになる~仕事に誇りを持つこと~

先週末は実家が引越しをするということでバタバタ。手伝いになってたかどうか
分かりませんが、しこしこと働いておりました。まずは家のいらないものを処分して、
必要なものは荷造り。最後に引越し屋さんが新居に運び込むという流れ。
まだ自分は実家に戻るわけではないですし、正直最初は面倒だなぁと思うこと
が多かったですが、懐かしい写真や物がたくさんでてきて何だか楽しかったですね。
いい気分転換ができました。

そこで実は一番感銘を受けたのは引越し屋さん。若い男性2人組でしたが、とても
ハキハキしていて仕事もキビキビこなします。重い荷物も軽々運んでいて、母も感
心していました。彼らは我が家でその日3件目だったそうですが、疲れた様子も見せず、
依頼主である私たちにも細かいところまで気を配って仕事をする様子には頭が下がり
ました。 こうした引越し業では細かいところまで気を遣わないと色々とクレームなどが
大変なのでしょう。運び出す家具の埃を払い落とすのにもこちらに許可をとったり、
運び出す前に家具の傷についても確認を求めたりするのを見て大変さを実感させられ
ました。

引越し作業について彼らが来るまでは引越し作業がなかなか捗らず、途方にくれた感
がありましたが、彼らが来たことであっという間に作業が片付いたのを見て家族一同、
感謝しきりでした。ふとその時に思ったのが自分は仕事をしていてここまで人に感謝された
ことはあっただろうかということ。プロというか人から仕事でお金をもらうというのは
本当に大変なんだと再確認させられました。しかもこの引越し屋さんは自分よりも
若い青年でした。彼らが自分の仕事に誇りを持っているのは仕事ぶりで何となく
分かりました。おそらくこれまで私達以外のたくさんの依頼主をその仕事で助けて
感謝されているはずです。以前テレビで震災後に物流の仕事に就いた男性の話が
あったのを思い出しました。彼はそれまで物流に関してそこまで興味なかったそうですが
震災でライフラインが機能せず物流がストップしたことで物が当たり前に届くという
ことについてのありがたみが、その時は本当に身に沁みたそうです。
それまで何とも思ってなかったのが、物流は世の中になくてはならないものという意識
に変わったそうです。

自分はまだまだあまちゃんですが、皆さんに見習いつつ、仕事をやっていきたいと
思います。

Tuesday 9 April 2013

ダウンはしっかりと

日曜にマラソン走り終えた後、すぐにダウンすればよかったのですが、
していなかったので足が強烈にこわばってしまいました。
本来は走ったあとにきつくても軽~くジョグしたほうが疲労物質はとれるそうです。
ですが、日曜は走った後、記念撮影できるイベントをやってるのを見てそっちに行って
順番待ちしていたら、こわってしまいました。階段なんてとてもじゃないけど
登れません。
そこで日曜は帰りに古湯で温泉から~の三瀬で食事して帰り、翌日筋肉痛ながらも
軽くジョグ。最初はまったく走れませんでしたが、次第に乳酸が抜けていき走れる
ように。ほんとケアは大事ですよね。

Sunday 7 April 2013

SAGA SAKURA MARATHON

僕の地元である佐賀で初めてフルマラソンが開催されるということで参加してきました。

普段、ジムやサッカーしたりとそこそこ運動してはいましたが、そうするうちにランニングにも興味がでてきました。そこで桜マラソンは軽い気持ちでエントリーしましたが、最初はハッキリ言って後悔しました。一度フルマラソンの距離を走ろうとして途中で走れなくなった経験があったからです。

そこでこのままではマズイと思い、練習を始めました。毎日仕事が終わってからのランニング。しんどい日々が続きました。練習が終わるとへとへとでほとんど他のことに手が回りません。それでもマラソンにエントリーしたからには、下手な走りはしたくないと思い、練習を続けました。すると少しずつ持久力がついて、目標も『最初は完走できればいいな』からサブ4へと大きくなりました。

練習を本格的に始めたのは今年に入ってからですから、4ヶ月。せっかくこれまで頑張ったのだから、何としても達成したい。大会が近付くとカーボローディングやウォーターローディングなどをして調整についてはやれることをしっかりやっていこうと思いました。

大会当日。3時起床。スタート時間から逆算して朝食をとって出発。早めに会場入りしてストレッチや準備を行ないました。いよいよレースのスタート。今回のマラソンではエントリー時に予想のタイムを申告して出走ブロックを決めます。ところが僕はかなり遅めのタイムで申告したため、最後尾のブロックからのスタートになりました。おかげでなかなかスピードが出せず、苦労しましたが、10km超えたあたりからいつものペースで走れました。それからは沿道の皆さんの応援にも助けられ、30kmあたりまで順調にペースを刻んでいきます。アクシデントが起きたのは終盤でした。レース前に出すもの出しつくし、これで途中にトイレに駆け込むことになれば、自分の身体を呪うしかないと思い、このレースに臨んでいたのですが、まさかの便意。自分の身体を呪いました。レース残り10km。ここからが地獄でした。エネルギーが枯渇してパワーがでません。足を上げるだけで精一杯。いわゆる30kmの壁です。これまでキロ5分前後で刻んでいたペースが6分になりました。それでもなんとか耐えてペースガタ落ちながら目標のサブ4達成。大会タイムは3時間58分。ネットタイムでは3時間50分。これはスタート時は前のブロックから号砲がなって一斉にではなく、順次スタートしてロスがでるため。これまで目標に向けて計画を実行して達成したという経験はなかったので、非常に嬉しい出来事でした。自分でもやれるんだ。。このことで自信が付きました。

これまで陸上競技は運動神経が良くて脚の速い人がやるものだと思ってましたが、違うんですね。元々シンプルな競技で、人それぞれ目標について自分なりのアプローチで楽しむことができるとを実感しました。

また桜マラソンはこれまでハーフマラソンで、今年からフルマラソンの大会に生まれ変わりましたが、運営、ボランティアの各スタッフと沿道で応援してくれる方々のホスタピリティは素晴らしいものがありました。とても初めての大会とは思えません。走っていて常にみんなの後押しを受けている感じがあり、心強いものがありました。この時ほど佐賀に生まれてよかったと思ったことはありません。是非ともこれから先長く続いて大きな大会になってほしいと思います。




Saturday 6 April 2013

代償は大きい…

J1第5節 サガン鳥栖 vs 清水エスパルス

鳥栖は0-1で敗戦。相手は長らく勝ち星から遠ざかっており、チームとしても勝ち点3を計算していたかもしれません。非常に痛い敗戦でした。

清水は試合前に円陣を組むなどかなり気合入ってました。試合が開始してからもなりふり構わないプレー(かなり荒いともいう)
をしてきました。ファールがあってもレフリーは全て笛吹くわけではないので、鳥栖もリズムに乗れませんでした。

ただそれだけでなく、今日の鳥栖はアグレッシブさに欠けており、らしくない感じでした。ゴール前でパスミスが続き、シュートにあまり持っていけませんでしたし、勝負しかける場面が少なかったですね。


鳥栖は豊田にまずボールをあてて攻撃しますが、清水は徹底して豊田をチェックし
セカンドボールも拾わせませんでした。
そこで鳥栖はDFラインから組み立てようとしますが、ミスが多く繋がりません。
今回は気の緩みもあったと思います。

ナビスコでメンバーを温存させてこの結果ですから、今後選手起用に関しては考えた方がいいでしょうね。

Thursday 4 April 2013

ナビスコカップ 悩ましいベストメンバー規定

昨日行なわれたヤマザキナビスコカップ第3節 鹿島アントラーズ 対 サガン鳥栖。
鳥栖は残念ながら試合終了間際に1点とられて敗戦。よく粘っていましたが、もったい
なかったですね。
 ここでびっくりしたのは鳥栖のメンバー構成。リーグ戦のメンバーをほとんど入れ替え
さらに本来7人まで帯同できる控え選手も4人しか帯同していませんでした。
見方によれば、相手にも敬意を欠くと見られかねないこの行為。
多くのクラブが頭を抱える問題でもあります。ナビスコカップでは『ベストメンバー規定』
なるものがあり、当該試合直前のリーグ戦5試合の内,1試合以上先発メンバーとして
出場した選手を6人以上含まなければならない。とされています。
 ですが、今回の試合では2日後にリーグ戦を控えており、クラブとしてはできるなら
選手の消耗は避けておきたいところです。 そこで鳥栖も大胆にメンバーを変更して
きたわけですが、サッカー関係者のほとんどはこうした行為に関して容認の姿勢を
示すでしょう。このベストメンバー規定たるものは八百長の防止といった意味合い
もあるそうですが、スポンサーへの配慮によって定められたもの。さらにベストメンバー
の基準は曖昧な部分が多いのです。いくら主力の選手でも過密日程で試合をこなせば、
調子を落とします。ベストチームなんてものはその日その日で変わるものです。
個人的な考えとしては選手が多少変わっても、指揮する監督も変わらないわけですし、
大きな問題はないと考えます。このほうが公式戦で若手選手にプレーする機会を与えられる
わけで、サッカー界全体でみてメリットは大きいです。 観に来たお客さんもメンバーの
良し悪しではなく、普段出場機会に飢えている選手達の精一杯のプレーを見て欲しい。
彼らはポジションとるために必死にプレーするはずです。そしてそうしたプレーが見れる
のがナビスコの魅力といえるでしょう。

今回の試合では鹿島はほぼフルメンバーでした。それはタイトル奪取を毎年義務付け
られる名門チームの宿命ともいえます。 一方の鳥栖は1部残留を目指すため、
リーグ戦に比重をおいての戦いでした。 試合内容として守備は全体でよくやっていました
が、攻撃ではカウンター一辺倒になってしまってました。ボールを獲ったら、
すかさず前線に蹴ってましたが、すぐにボールを失う場面もたくさん見られました。
こうして守備の時間が長くなるとチームもきついと思います。もっとボールを大事にして
緩急つけた攻撃をしてほしいですね。ゆっくりDFラインから組み立てていく攻撃も
必要だと思います。その点、鹿島は試合運びが上手かったですし、各選手がその時
その時の状況で何をすべきかチーム全体でわかっていたような感じです。

最後の鳥栖が失点したCKでは鹿島MF小笠原が興味深いプレーをしていました。
味方選手をマークしてくる鳥栖のDFをブロックしていたのです。腕を広げて相手に密着
し、行く手をふさいでました。腕を使って抱え込んだり、引っ張ったりしない限り
ファールにはならない。こうしたプレーはよくあるのかもですが、こうやってブロック
するというのは知りませんでした。

リーグはまだ始まったばかり。リーグ戦では鳥栖は今度アウェーで鹿島とまた対戦します。
いい試合を期待したいですね。

Wednesday 3 April 2013

自転車通勤者の叫びを聞け!

毎朝、僕は自転車で通勤している。(ちなみに自転車はanchorのクロスバイク
でーす。鳥栖サポならブリヂストン製でしょ!)
だが、日本の自転車事情は切ない。一応自転車は車両になるので車道を走らな
ければいけないが、そんなことするとバスや乗用車に幅寄せせれる始末。
かといって歩道も歩道でママチャリや歩行者で大混雑。さらに一部歩道では
自転車を押して歩かないといけないという決まりまでできている。

日本の自転車事情はかなり厳しいと言わざるを得ない。本来ならば、自転車用
の走行レーンを車道に設けなければならない。ただそんなものはないので自転車は左
に寄せて走るが、時々、車のドライバーで本来自転車は車道を走らなければ
いけないという決まりを知らない人がいたりする。
 ママチャリが車道を走ったら確かに危ないなと思う。しかし、スポーツバイクなら
それなりにスピードでるので問題はない。またたまに自転車用のレーンが設けて
ある道路も見かけるが、片道車線だけだったりする。自転車用のレーンは
それぞれの車線に設けなければ非常に走りにくい。なぜなら自転車で対向車と
すれ違うとき、かなり幅がきつくなるのだ。同時に2台が精一杯。となると、
一方通行なら十分な幅でも対向車が来たら、非常に追い抜き等がしにくくなる。

また歩道を走らざるを得ない場合もそれはそれで大変だ。最近の歩行者は
スマホばかり見て前見て歩かない人多いし、こちらが避けていても歩道いっぱい
に広がって歩いたりする。こうした場合は特にルールなんかないけれど、
お互い融通し合うべきだと思う。

ちなみに自分が住んでいるのは福岡市だが、車道走れたとしても車道もきちんと
舗装されておらず、でこぼこしている。ロードバイクで走ってる人は大変に違いない。
自分がクロスバイクに乗っている理由の1つでもある。
おそらく日本で自転車に対する境遇が良くなるという見込みは今後しばらくないと思う。
それならそれで歩行者・自転車・車でそれぞれ融通し合って
道路を使うべきだろう。自分が納得いかないのは自転車ばかりが締め付けられる
点。確かにノーブレーキピストや傘差し運転とかマナーが悪い運転が多いのも事実。
でもマナーが悪いのは自転車だけじゃない。歩行者や車も一緒だ。

一見、不満の多い交通事情であるが、自転車は楽しい乗り物である。シンプルで
動力は自分の脚だから疾走感をダイレクトに感じることができる。

自転車乗りがもっと増えて自転車がヨーロッパみたくメジャーになればそうした
事情も変わるかもしれない。



Tuesday 2 April 2013

最近の日本代表に思う

ちょっと前に行なわれたワールドカップ予選 日本対ヨルダン。この試合を振り返るといくつか
気になる点がでてきた。
まずは勝負強さがなくなっていること。対戦相手のヨルダンはホームで6点とって
勝利した相手。そんな相手にいくらアウェーだからといって1点しかとれなかったのはどうなんだろうか。
最近の代表はラトビアやカナダなど親善試合でも格下の相手としか試合をしていない。
こうした試合のためにわざわざヨーロッパ組の選手を呼ぶのもどうかと思う。チームの強化
には強い相手と試合を組むのはやはり必要不可欠。分かりきっていることだけど、ギリギリで
厳しい試合を経験することでチーム力は上がる。ヨルダン戦にしても五分五分の展開を
モノにできなかったのはこうしたことも原因だと思う。遠藤のPKもらしくなかった。
コースは枠いっぱいだったが、中途半端な高さに蹴ったためストップされてしまった。
アウェーの雰囲気もやはり影響していたと思う。

次に代表の選手選考。代表メンバーを見ていると海外でプレーしている選手が多い。
確かに海外組の選手は上手い選手が多いが、国内の選手が劣るかというと決してそう
ではないと思う。
今の代表選手が所属しているリーグでレベルが高いのはプレミアかセリエAぐらいなのでは。
加えて選手達の成長も止まっているような気がする。相変わらずFWはエース不在だし、
新しい選手を発掘して刺激をいれないと活性化しないだろう。もっとJリーグを見ていけば
興味深い選手はたくさんいるはず。
最近、代表を見ていて2006年ドイツワールドカップの時のジーコジャパンが
頭よよぎるのは気のせいだろうか。このままだとJリーグも盛り上がらないし、
ザッケローニ監督もJリーグも見ているというメッセージを送る意味で呼んで欲しい。
現メンバーでJリーグに所属している選手は以前からの代表組で新しく呼ばれた選手はいない。
前にFWでサンフレッチェ広島のFW佐藤寿人が呼ばれたが、仕方なく呼んだという感じが
して残念だった。

ワールドカップの出場権を目の前にしながらも今後が非常に気がかりなザックジャパン。
新しい選手の台頭とコンフェデレーションズカップも控えているのでそこでの戦いぶりに
期待したい。

Monday 1 April 2013

トレーニングマッチ vs U-17日本代表

先日、鳥栖で行なわれたサガン鳥栖のトレーニングマッチを観戦してきました。
相手は17歳以下の日本代表です。こうしたトレーニングマッチは普段公式試合に
出れない選手をチェックできるので貴重です。

U-17代表は鳥栖のプレッシャーを物ともせずしっかりと繋いできます。 この年代としては非常に
洗練されていました。一人一人が落ち着いていましたね。それに対し、ロングボールで
対抗する鳥栖(笑)。鳥栖はFW18野田がよくボールを収めて起点になっていました。
彼はこの試合ハットトリックしましたが、うち1点はオーバーヘッドで決めたもの。調子は
良くなっているようです。
鳥栖のオフェンスでは野田の他にMF25早坂の右サイドでの崩しが
目に付きました。早坂は突破力やキープ力に加え、状況判断が優れている選手。サイドバックと
上手く連携もとれていました。昨年は怪我の影響で出遅れていましたが、今年はコンディションが良くなれば活躍してくれるはずです。一方ディフェンスでは相手にほとんどシュートを打たせませんでしたし、非常によかったのですが、相手は徹底して繋いできたため、シュートが少なかったというのもありました。その点はA代表とそっくりです。その他ではボランチの部分であまり相手を潰せてないような印象を受けました。今回は若い選手が多かったですし、今後改善されるでしょう。

今年の鳥栖は選手がまた一部入れ替わっているため、まずは残留に向けて新しい選手がどれだけ戦術にフィットできるかが大きな鍵になりそうです。
それからFW11豊田陽平の活躍にも期待ですね。彼については一度サインを貰ったことがあるくらいで話とかはしたことありませんが、プレーは彼が鳥栖に来てからずっと見てきました。
彼は鳥栖に来たばかりの時と比べると本当に変わりました。それは試合を見るだけで感じ取れます。鳥栖にきて成長しているのは何も豊田だけではありませんが、今度そのあたりで思い溜めている話もたくさんあるので次の機会でできればと思います。


RESTART

前回の投稿から1年2カ月あまり。このブログの主なテーマは『サガン鳥栖』で、そのサガン鳥栖がJ1昇格を決めたあたりのタイミングでブログはお休みしてましたが、再開させます。

理由はせっかく自分を発信できるコンテンツが身近にあるのだから生かさねばということです。ブログは最初興味本位で始めました。自分の性格から更新頻度は少なくなるというのは覚悟してましたが、実際やってみて、やはり少なくなりました。でも最近思うことがあり、今後は発信力を磨かねばと考えたわけです。

昔、ネットがなかった時は自分の考えについて不特定多数の人々に発信することなんてほとんどできませんでした。けれども今ではマスメディアを使わなくてもネットを使えば誰もが手軽に自分の意見を発信できる。そうしてネットに氾濫する情報により、マスコミやメディアが伝えない情報も簡単に知ることができる世の中になりました。このことを強く実感したのは東日本大震災が起きた後でした。震災に関するニュースではすべてのメディアがというわけではないけれど、重要な部分が抜けていたり、コントロールされている部分があったりととにかく信用できない部分がある。真のジャーナリズムとは?これまではメディアの情報を鵜呑みにしていたけれど、もうそんなことはできません。ただネットはネットでデマが多いのも事実。これからは情報について一人一人が判断してどうすべきかを考えないといけない。私は震災に関してボランティアとか寄付とか全くやってなかったので特に人生観等、影響受けてないつもりでしたが、知らず知らずのうちに影響を受けていたようです。

震災が起きた時に驚いたのが、瓦礫の受け入れ反対運動や買占めといった動き。この震災において日本は国難というべき状況に直面しました。こうした時こそ結束が必要でしたが、自分も含め、それぞれが自分のことしか考えない行動をとってしまいました。震災は日本人というか人間の裏の醜い部分を一気にあぶりだした気がします。私は九州に住んでいるので買占めとかは流石にしませんでしたが、瓦礫の受け入れ反対とかもしていません。やはり東北の人達が困っているのに自分達だけぬくぬくしてていいのかとも思ったからです。この件については実際、自分で説明会に足を運んだりして自分なりに考えました。私が行ったのは佐賀県武雄市で行われた説明会でしたが、反対している人については誰の言うことを信じたらいいのか分からないといった様子でした。結局、自分も瓦礫受け入れの反対なんてやはりすべきでないと判断した最大の決め手は東北の人達が困っているからでしたが、この時に聞いた専門家の話はとても参考になる話だったので本当に足を運んでよかったと思いました。

また震災以降は原発再稼働についても色んなところで議論が交わされてますね。私の意見としては原発は段階的になくしていくべきという考えです。ところが私の周りはほとんど再稼働反対です。しかも再稼働反対の人はヒステリックに意見を叫ぶ印象がありました。私の意見は一見再稼働賛成の意見になるため、下手に自分の考えをしゃべると何と言われるか・・・。いくら周りが反対の意見が多数を占めているからといって自分の意見を自信を持って言えないのは情けなかったですね。『原発の地下に活断層があるんですよ!!!!』人が生きている限り、どんな形であれリスクは背負っているものです。それが原発なのか違う別のものなのか。恐らく原発より怖いリスクはたくさんあるはずです。また中小企業が必死の思いで電気代のためにコストカットしているのを見るとどうなのかなとも思いました。もしかすると本当に原発なくても全然電気は余裕で値上げも電気会社がぼったくってるだけかもしれませんが。

話がだいぶ逸れましたね。サガン鳥栖から原発へ(笑) 要するに私としてはこうした時代だからこそ自分の目で見て、判断するということが重要になるのではと思っているわけです。今後のテーマはおそらくほとんどがサッカーになるでしょうが、しっかりとした自分を持ってこのブログを楽しんでいきたいと思います。