先週末は実家が引越しをするということでバタバタ。手伝いになってたかどうか
分かりませんが、しこしこと働いておりました。まずは家のいらないものを処分して、
必要なものは荷造り。最後に引越し屋さんが新居に運び込むという流れ。
まだ自分は実家に戻るわけではないですし、正直最初は面倒だなぁと思うこと
が多かったですが、懐かしい写真や物がたくさんでてきて何だか楽しかったですね。
いい気分転換ができました。
そこで実は一番感銘を受けたのは引越し屋さん。若い男性2人組でしたが、とても
ハキハキしていて仕事もキビキビこなします。重い荷物も軽々運んでいて、母も感
心していました。彼らは我が家でその日3件目だったそうですが、疲れた様子も見せず、
依頼主である私たちにも細かいところまで気を配って仕事をする様子には頭が下がり
ました。 こうした引越し業では細かいところまで気を遣わないと色々とクレームなどが
大変なのでしょう。運び出す家具の埃を払い落とすのにもこちらに許可をとったり、
運び出す前に家具の傷についても確認を求めたりするのを見て大変さを実感させられ
ました。
引越し作業について彼らが来るまでは引越し作業がなかなか捗らず、途方にくれた感
がありましたが、彼らが来たことであっという間に作業が片付いたのを見て家族一同、
感謝しきりでした。ふとその時に思ったのが自分は仕事をしていてここまで人に感謝された
ことはあっただろうかということ。プロというか人から仕事でお金をもらうというのは
本当に大変なんだと再確認させられました。しかもこの引越し屋さんは自分よりも
若い青年でした。彼らが自分の仕事に誇りを持っているのは仕事ぶりで何となく
分かりました。おそらくこれまで私達以外のたくさんの依頼主をその仕事で助けて
感謝されているはずです。以前テレビで震災後に物流の仕事に就いた男性の話が
あったのを思い出しました。彼はそれまで物流に関してそこまで興味なかったそうですが
震災でライフラインが機能せず物流がストップしたことで物が当たり前に届くという
ことについてのありがたみが、その時は本当に身に沁みたそうです。
それまで何とも思ってなかったのが、物流は世の中になくてはならないものという意識
に変わったそうです。
自分はまだまだあまちゃんですが、皆さんに見習いつつ、仕事をやっていきたいと
思います。
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