Sunday 22 May 2011

ゆく年くる年 新体制

2011 J2 第13節 サガン鳥栖 1: 0 コンサドーレ札幌

試合前には事業計画説明会が行われ、第8期から役員人事も新たになったサガン鳥栖。
昨年の事業に関しては黒字を見事に達成。経営も少しずつ安定してきている模様です。
これまで何度かチーム存続の危機に立たされたサガン鳥栖。
サポーターにとっては何よりの知らせでした。事業面では新しく『ピカピカサガン鳥栖』
という福祉事業を始めているそうです。

説明会では新代表取締役社長の竹原氏の力強い決意も聞くことができました。
またこれまでサガン鳥栖を引っ張ってこられた松本さんや牛島さん には本当に
ご苦労さまでしたと言いたいです。チームが一番大変だった時に支えてこられたお二人。
シーズン終了後には良い報告ができればいいですね。
お二人とも本当にきさくな人柄で一般のサポーターの声にも熱心に耳を傾けてくれました。

試合は真夏日の気温の高い中、行われました。選手達は大変だったに違いありません。
サガン鳥栖はそんな中でもアグレッシブに試合を進め、完封勝ち。
この日の鳥栖はこれまでとフォーメーションを変更してきました。サイドバックでの出場が
多かったMF10金民友を1列上げてサイドハーフに。そしてこのフォーメーションが見事はまり
金民友が決勝点を叩きだす活躍。彼は試合をこなすごとに調子をあげています。

鳥栖はMF特にサイドハーフのポジションは層が厚いので試合に出るのも大変です。
そう簡単に調子落としてはいられないのかも(笑)

今回の完封勝ちは素晴らしいですが、問題はコンサドーレです。能力は高いのですが
攻撃がなかなか組み立てられなかったですね。チーム内部に何か問題を抱えてるのかも
しれません。

鳥栖もまだ完成されたチームではないのでどんどん精度を高めていってほしいですね。



Thursday 19 May 2011

NEW GENERATION

2011 J1 第11節 ガンバ大阪 3:2 アビスパ福岡

ガンバの攻撃スタイルは見ていて楽しいですね。というわけで先日、福岡で行われたガンバ大阪対アビスパ福岡の試合を観に行ってきました。
ガンバはACLがあり、中2日で試合に臨んでいました。そのせいかミスが多く、ぴりっとしない感じです。
一方のアビスパは動きが良く、鋭い立ち上がり。先制点も見事な攻撃からとりました。
このままアビスパが押し気味で行くのかと思った矢先、ガンバは一瞬の隙をつきます。ガンバMF7遠藤が相手選手からチェックを受け、倒れこみながらもスルーパス。パスに反応したFW9アドリアーノがPA内で倒され、PK。あっという間に同点になりました。
前半はここで終了。後半に入るとリズムがイマイチ掴めていなかったガンバは荒療治にでます。
FWとサイドバックの選手の2人を一気に代えてきました。厳しいですね。
すると後半はじょじょにガンバのペース。アビスパもあと一歩というところまできましたが、結局3-2でガンバの勝利。特にFW11宇佐美のゴールは圧巻でした。
 カウンターから一気に50Mをドリブルで持ち込んでシュート。その時は2対2の状況でしたが上手く味方が相手を引きつけてましたね。宇佐美のドリブルはタッチが細かく、相手DFは飛び込むことができません。そして振りの早いシュート。まさに電光石火。
 彼は今後の活躍が本当に楽しみな選手です。

アビスパはまたも勝ち点を得ることができず。今回のガンバは動きはそこまで良くなかったのでせめて引き分けに持ち込めなかったかなと思います。そろそろ戦い方を見直してもいいのでは。
(これまで観た試合では前半はいいが、後半に崩れている)

ところで我らがサガン鳥栖は湘南ベルマーレに敗れてましたね。今年は混戦ですからまだまだこれからです。昨年と比べてもだいぶサッカーは良くなってきてると思うのでしっかり切り替えて今度の試合に臨んでほしいと思います。
















Monday 9 May 2011

NEVER GIVE UP

2011 J2 第11節 サガン鳥栖 2:1 大分トリニータ

後半ロスタイム。前半に先制された鳥栖は猛攻をしかけ、土壇場でオウンゴールで追い付く。大分は前半飛ばしたツケからか運動量がガタ落ちしている。スコアは1-1のまま。鳥栖は尚も残りの力を振り絞って大分ゴールを攻め立てる。時間はほとんどない、誰もが引き分けで終了かと思っていたその時、鳥栖は左サイドへボールを展開し、そこでボールを受けたのはMF10金民友。MF10金民友は中を確認してすかさずゴール前へ鋭いクロス。

ボールが飛んだ先には、いつのまにマークを外したFW9豊田が――――
フリーの豊田はそのままヘディングシュート! ゴ――――ル!! 逆転!

この試合前半、大分はかなりのハードワークで鳥栖を苦しめました。
大分の猛プレスに鳥栖はなかなかボールを繋げることができません。それでも何とかリズム
を掴み始めたと思った矢先。ミスパスから奪われたボールをそのままシュートに持ち込まれ、先制を許してしまいました。

後半、前半に飛ばした大分の運動量が次第に落ちていき、鳥栖が押し気味に進めるようになります。しかしゴールを奪うには至らず。そこで鳥栖は選手交代でシステムを変更。4-3-3(多分)にして
サイドバックでプレーしていたMF10金民友を1列前に押し上げます。結果的にこの采配がズバリ的中しました。MF10金民友は2得点に絡む活躍をみせて見事逆転勝利。

今回の勝利は非常に大きいですね。去年まではほとんど見られなかった勝ち方でした。
今の選手達は本当に頼もしいですね。

今日の試合で活躍したMF10金民友は病気により久々の公式戦出場でした。今後コンディション
が上がれば、ドリブルのキレもまだまだ良くなっていくでしょう。

そして決勝点をあげたFW9豊田。本当に頼れるエースです。彼はチームの苦しい時に点を獲ります
ね。サポーターを大事にしてくれるところも魅力です。








今日のような歓喜の瞬間があるから、サッカー観戦はやめられない。

『試合が終わると、サポーターは勝利を称える。借りはきっちり返したぜ。しっかり気合い入れてやったもんな。そうでない者は、敗戦に泣く。また、裏切られた。裏切り者はあの主審だ。やがて日が傾き、サポーターは家路につく。再び孤独の中に取り残されるスタジアム。サポーターもまた、自分の孤独へと帰っていく。さっきまでは〝俺たち〟だったのに、今は〝俺〟に戻ってしまった。去っていくサポーターたち・・・・・・散り散りになって、消えていく。こんなふうに、土曜か日曜は、謝肉祭が過ぎた後の灰の水曜日のようにメランコリックになる』

by エドゥアルド・ガレアーノ-「オシムが語る」より引用-

Sunday 8 May 2011

帰省

G.Wの5/3~5/5は佐賀の実家へ里帰りしてきました。
ものすごい田舎なので帰ったら帰ったで特に何かあるわけではありませんが、
生まれ育った町や風景を見ていたら落ち着きますね。
町がこのままずっと変わらずにいることを願うばかりです。

こんな時はゆっくり過ごすのが一番。
若い時はあちこち外に出たりしていたけど、今では違います。
最近、ゆっくり時間を過ごす贅沢さというのが少しずつ分かってきました。
これも歳をとった証拠ですね(笑)

地元の友人にも会っていろんな話もできました。
ガールズトークならぬボーイズトーク。
他愛ない話がほとんどだけれどこのご時世なので切実な話もあったりする。
普段女の子がどういった話をしてるか分からないけれど
男性の話はちょっぴりシュールだと思う。
 
ちなみに関西で働いている友人はブラックモンブランやミルクックをひたすら食べたそうな。
この2つのアイスは九州外では食べれないのだ。
あとコーヒーだったらジョージアのテイスティもないそうです。

何だかんだ皆元気でした。
















さぁ連休も終わったことですし(6日から仕事だったけど)
切り替えないと。


そいぎ、また仕事頑張らんといかんばいねー。 よかぁ?

Monday 2 May 2011

Winning streak

2011 J2 第9節 サガン鳥栖 3:1 東京ヴェルディ

鳥栖はホーム開幕戦を見事勝利で飾りました。
得点は相手のミスに乗じて挙げたものです。これまでは相手のミスがあってもなかなかチャンスを生かせず、敗れるという試合が多かったのですが、年々進化しているのでしょうか。
内容はともかく勝てたことが何よりです。

東京ヴェルディはショートパス主体で組み立て、ワンタッチでテンポよく攻撃してきます。危ない場面もかなり作られました。鳥栖は2点リードしますが、後半に1点返され、次第にヴェルディに主導権を握られるようになります。そこで鳥栖はボランチを1枚増やし3枚にしました。
ヴェルディのパスサッカーはやっかいですが、くさびのパスを入れさせず、外で回される分にはそこまで怖くありません。真ん中を固めたこのシステムが功を奏し、鳥栖は落ち着きを取り戻しました。

そして試合終盤、相手DFの不用意なバックパスをそのまま詰めてFW9豊田が追加点。
これでかなり楽になりました。

恐らく新加入選手に依るところもあるのでしょう。
鳥栖は昨年と比べて試合の運び方がかなり上手くなっている気がします。

もちろん、昨年からの在籍選手も成長しています。
この日、MF25早坂が2得点。2試合連続でのゴールです。
本当に調子よさそうですね。あと改善する箇所があるとしたらゴール後のパフォーマンス
でしょうか(笑)←くるくる回るやつ。ヘリコプターみたいですね。


あっそういえばウィントス君がきれいになってましたね。
ちょっと前までは口ばしがボロボロだったりしたのでかわいそうでした。
これで彼も今後は気分よく仕事できるでしょう。

Sunday 1 May 2011

Antlers 2-1 Avispa

2011 J1 第8節 鹿島アントラーズ vs アビスパ福岡

スコアこそ1点差でしたが、昇格チームと名門チームの差をまざまざと
見せつけられた試合でした。
鹿島の試合運びは淡々としたものでしたが、プレーの精度が非常に高く、
チームとしても完成されていました。無駄なプレーが少なく、システムも間延び
しません。
最初は力のあるチームなのでもっと押し込んでくるのかと思いきや相手に合わせたかのような戦いぶりです。
対して福岡は果敢にプレーするものの細かいミスが目立ちました。鹿島としては
厳しくチェックに行かなくてもミスを待てば大丈夫というような感じです。
試合が動いたのは前半40分でした。福岡が鹿島ゴール前で粘って分厚い攻撃をしかけ、
右サイドからのクロスにMF中町がダイビングヘッドで合わせ、先制。
スタジアムは大きく沸きましたが、先制されても鹿島は全く焦りません。
前半はそのまま福岡リードで終え、後半へ。
すると鹿島が除々にペースを握り始めます。これまであまり勝負をしかけてこなかった
鹿島がゴール前で仕掛けてくるようになります。
同点に追いついたのは59分。右サイドから崩して、シュート。一旦シュートは
ブロックされますが、FW大迫がこぼれ球を押し込みました。

それから約10分後。今度はコーナーキックからDF岩政が強烈なヘディングシュート。
あっさり逆転に成功しました。
その後鹿島は特に追加点を狙ったりせず、リスクを犯さずにプレーを続け、そのまま試合終了。
鹿島としてはACLも控えているのでなるべく体力を温存させたかったのかもしれません。

今回、敗れてしまった福岡ですが、全くチャンスがなかったわけではありませんでした。
ただ、ちょっとしたミスでチャンスをフイにしてしまいました。
今後、苦しい戦いが続くと思いますが是が非でもJ1に残留してほしいですね。