Sunday 27 November 2011

夢結束

2011 J2 第37節 サガン鳥栖 3:0 徳島ヴォルティス

現時点で2位と3位。両者は勝ち点で並び、その差は得失点差のみ。
お互い昇格にむけて絶対に落とせない大一番が徳島の鳴門大塚スポーツパーク
ポカリスエットスタジアムで行われました。

今回、現地に駆け付けることができない自分は現地に気持ちを送るべく佐賀市のPVで観戦。
ところが、PV会場の656広場が分からず迷ってしまうという佐賀出身者ならぬ失態を演じてしまいました。


ようやく会場に到着。すると会場は大きな歓声で盛り上がっていました。
どうやら鳥栖が先制、しかもGK1赤星のPKストップがあったようです。
鳥栖の選手達は前節の反省からか相当走っていました。
ボールホルダーには誰かが必ず激しくプレッシャーをかけ自由にさせません。
攻守ともに圧倒していたのではと思いました。

そうこうするうちにFW22池田が木谷のフリーキックのこぼれ球を押し込み、鳥栖は
大きな2点目をあげます。池田は今季本当に成長しました。
※いつもだけど上から目線で申し訳ない。
持ち前のスピードと運動量に加え、突破力がついて簡単にボールを失いません。
動きの質も上がりましたし、豊田がこれまで得点ランクを独走できるのも彼の献身的な走りの
ためとも言えます。

今日の鳥栖は比較的安心して見ることができました。それだけチームは気持ちが入っていましたし、ブラウン管越しに聞こえる現地サポーターの応援も心強かったですね。

3点目はFW9豊田。MF14藤田のロングスローをヘッドで合わせました。驚異的な身体能力
の持ち主の豊田。思い切り体をひねり、ボールをゴールにねじ込みました。
恐らく彼にしかできないゴールですね。


鳥栖が3点目をとったあたりから、だいぶ心の余裕がでてきました。
それまで鳥栖がリードしていても、あまり思い切り喜べずにいました。
昨年まで大一番で結果を出せなかった鳥栖が頭をよぎりました。
あと周りが盛り上がっていると何だか自分は落ち着いちゃうんですよね。
自分の事で友達が怒ってくれると何故か落ち着くのと似ています。


その後、試合は何度か相手に攻め込まれるもしっかりと締めてタイムアップ。
本決まりではありませんが、事実上鳥栖の昇格決定といっていいいでしょう。
会場のサポーターの方でも涙ぐむ人もちらほら。

自分自身はスタジアムに足を運び始めてまだ4年目。まだまだひよっ子です。
長年応援されてる方はさぞこみ上げてくる思いがあったに違いありません。


今日の結果は選手含め、チーム関係者の長年の努力の賜物。
チームは新しいステップを踏み出します。
サポーターもチームのために何ができるか考えていかなければ。

正直、今年ここまで来るとは思いませんでした。
今でも実感が沸いてきません。本当に鳥栖が昇格する日が来るということを
信じられないでいます。

けれど今年の選手は本当に頼もしいし、素晴らしかった。
選手達がシーズン通して成長していくのを見るのは本当に楽しい。
これからもチームを見守っていきたい。

今シーズンは残り1試合。どんなエンディングが待っているのでしょう。
本当に楽しみになってきました。
チームも最後の1試合まで最高の試合をしてほしいと思います。

Tuesday 22 November 2011

FOR THE TEAM

2011 J2第36節 サガン鳥栖 2:3 ギラヴァンツ北九州

この日は初観戦の友人含め総勢6人で応援!スタジアムに到着するとたくさんの取材陣が
来ていました。世間の注目度もだいぶ高まっている様子。観客も増えてますし、今後もこの盛り上がりが続いていってほしい。

試合ですが、鳥栖の選手はプレッシャーからか動きが硬く、北九州にCKなどセットプレーで
何度も危ない場面を作られました。前半は0-0で折り返しましたが、後半は打って変わって
激しい撃ちあいになりました。

後半開始早々、北九州がCKからのこぼれ球を押し込み先制。その直後にFW22池田
がPA内でシュートを撃とうとしたところを倒されPKを獲得。そのPKをFW9豊田が冷静に沈め同点。
さらにそのおよそ5分後、相手PA内でFW22池田の突破からMF10金民友へ。金は左足で落ち着いて流し込んで逆転。
これで行けると思った矢先でした。鳥栖はカウンターから2点を奪われ逆転負け。

鳥栖はチャンスを作りながらも決め切れず。チーム全体が前がかりになり、
気合が空回りしていた印象です。

残りは2試合。J1昇格へ向け最後の正念場。これまでの頑張りを無駄
にしないためにも何とか昇格を勝ちとってほしい。

今回敗れはしましたが、まだまだチャンスはあります。一旦原点に戻り、戦い方を見直すことができれば大丈夫!!常に陣形をコンパクトに保ち、また気持ちを入れ直して
ハードワークしてほしいですね。

















もうどんな結果になろうとチームを信じていきます!!
悔いのないようなシーズンにしてほしい。

Monday 14 November 2011

REVENGE

2度目の久住山。前回行った時は天候が良くなかったので再度挑戦です!
登山日は当初11/13(日)の予定でした。この週は金曜まで雨が降ったりしてましたが、
予報では土曜からじょじょに天気が回復する兆しとあったためです。
ところが、一転登山日は11/12(土)に急きょ変更となりました。
理由は土曜の方が山ガールが多いという根拠のない推測です。

そして登山日。いきなりの寝坊!!
一回時間通り目を覚ました記憶はあったのですが、気づいたら約束の時間をとうに
過ぎています。時計を見た瞬間、パッチリ目が覚めました(笑)
どうやら『もうちょっと、もうちょっと』なんて言ってるうちに二度寝したようです。

その後大急ぎで支度をし、高速にのって久住の登山口へ駆けつけました。
同行者は下道で向かっていましたが、ちょうど同じ時間に辿りつきました。
とりあえず一安心です。

この日はちょっと曇り気味。しかも霧がかかっていました。
山ガールが多いのではという不純な動機で決めた登山日でしたが、やはり事は上手く進まない
ものです。
実際、登山してみて景色は霧で見えなかったり、肝心の山ガールも不発。

山ガールの出現率も天候に左右されるのでしょうか。

この日は天候が良くはありませんでしたが、時折晴れ間もさしたのは幸運でした。
今度こそはきっと最高の景色を。
不純な動機で登らなければ山はきっと僕たちに素晴らしい景色を見せてくれるはずなのです。



















帰りは『はげの湯温泉』という温泉に寄りました。お湯が白く濁っていてまさに秘湯という感じです。
しかも山の中にあるため、湯船から下の景色を見渡すことができます。
温泉で疲れを癒した後は、さらに途中、福岡県浮羽の道の駅でお買い物。
何気なく入った道の駅ですが、この日一番興奮したのが、実はこの道の駅です。
ここには普段、スーパーではお目にかかれないような新鮮な野菜がズラリ。
自炊する自分にとっては心ときめく瞬間でした。どれも新鮮な上、価格も近くのスーパーの
およそ半額という安さ。早速、1週間分の食材をここで買い込むことにしました。
この時は1日で最も楽しいひとときでした。女の子より野菜です!!


帰りは下道でゆっくりと帰宅。
この日はなかなか大変な1日でしたが、たくさんの教訓を得ることができました。



久住は再度、挑戦したいと思います。

Monday 7 November 2011

突っ走れ!!

2011 J2 第34節 サガン鳥栖 2:0 横浜FC

久々の試合観戦。前回が8月の水戸戦だったのでおよそ2カ月ぶりです。
ただ、鳥栖を取り巻く状況はこの2カ月で大きく変わりました。この間、負けなしで
きた鳥栖は順位を2位に浮上させました。 観客動員数も2カ月前と比べて倍以上は
多くなっています。まるで浦島太郎状態でした(笑)

状況の変化に戸惑いつつ、ゲートをくぐると今度は地元TV局の方に声をかけられました。
カメラに向かって応援メッセージを欲しいとのこと。その際『頑張って下さい』とカメラに
向かって言うだけでいいのでと言われました。

オタオタしながらも

自分『頑張って下さい』←ドヤ顔

テレビクルーの皆さん『・・・・』

本当にこれでよかったのか?言われた通りにやったつもりでしたけど
クルーの皆さんの表情は微妙でした(+o+)
ちなみに女性アナウンサーの方はキレイでした。
二人きりなら何でもやりますヨ(ウソ)

今日の鳥栖の相手は横浜FC。鳥栖にとっては因縁の相手です。
過去に監督はじめ、選手・スタッフが大量に移籍してしまったという経緯があります。

試合前に降っていた雨はちょうど開始前に止み、ピッチに陽が差してきました。
太陽の光が芝生を照らし、反射しています。観客も1万1千人以上入り、とてもいい雰囲気。
横浜FCはあの三浦カズが先発です。

キックオフ!!
鳥栖は出だしから激しいプレッシャーをかけて試合のペースを握ります。
開始早々いくつかビッグチャンスを迎えるもモノにできず、試合が落ち着いてきたかと
思ったところにMF27キムビョンスクが豪快なミドルシュートを叩きこんで先制。
その後、横浜にボールを持たれ危ない場面を迎えますが、無失点で前半を終えました。

後半、鳥栖は前半と同じく激しいプレッシャーをかけていきます。しかし横浜も技術の高い選手
が多いので次第にボールを回されるようになりました。
これは鳥栖がリードしたことでリスクを冒さなくなったのもあるかもしれませんが、攻められても
最後のところでしっかりとDF陣が踏ん張っていました。
無失点で試合を進めつつ、追加点を狙う鳥栖。トリッキーなパス回しで相手ゴールに襲い掛かるようになります。このパス回しには観客から歓声が起こっていました。

試合が再び動いたのは後半30分。CKからFW22池田圭が強烈なヘディングシュート!
ゴールした池田は喜びを爆発させてベンチに勢いよく駆け寄ります。
彼の同期入団選手は契約非更新の選手以外監督と共に横浜FCに移籍していました。
前回の横浜との対戦でもゴールを決めてますし、この試合に賭ける思いはきっと大きかったはず。

その後、横浜に退場者がでたこともあり、鳥栖は危なげなく試合を締めました。
今回敗れた横浜FCですが、ただ一人三浦カズは孤軍奮闘していました。
FWのポジションであるにも関わらず、最終ラインまでボールを貰いに行き試合を組み立てたり、チーム最高齢にも関わらず走りまわってました。横浜はしばらく勝利がなく、苦しいチーム状況だそうですが、それでもあきらめない姿勢は流石キングカズです。

今季も残り少なくなってきました。
鳥栖は周囲の雑音が大きくなってると思いますが、順位のことはあまり深く考えず、残りは全部
勝つつもりでやっていってほしいですね。