2011 J2 第37節 サガン鳥栖 3:0 徳島ヴォルティス
現時点で2位と3位。両者は勝ち点で並び、その差は得失点差のみ。
お互い昇格にむけて絶対に落とせない大一番が徳島の鳴門大塚スポーツパーク
ポカリスエットスタジアムで行われました。
今回、現地に駆け付けることができない自分は現地に気持ちを送るべく佐賀市のPVで観戦。
ところが、PV会場の656広場が分からず迷ってしまうという佐賀出身者ならぬ失態を演じてしまいました。
ようやく会場に到着。すると会場は大きな歓声で盛り上がっていました。
どうやら鳥栖が先制、しかもGK1赤星のPKストップがあったようです。
鳥栖の選手達は前節の反省からか相当走っていました。
ボールホルダーには誰かが必ず激しくプレッシャーをかけ自由にさせません。
攻守ともに圧倒していたのではと思いました。
そうこうするうちにFW22池田が木谷のフリーキックのこぼれ球を押し込み、鳥栖は
大きな2点目をあげます。池田は今季本当に成長しました。
※いつもだけど上から目線で申し訳ない。
持ち前のスピードと運動量に加え、突破力がついて簡単にボールを失いません。
動きの質も上がりましたし、豊田がこれまで得点ランクを独走できるのも彼の献身的な走りの
ためとも言えます。
今日の鳥栖は比較的安心して見ることができました。それだけチームは気持ちが入っていましたし、ブラウン管越しに聞こえる現地サポーターの応援も心強かったですね。
3点目はFW9豊田。MF14藤田のロングスローをヘッドで合わせました。驚異的な身体能力
の持ち主の豊田。思い切り体をひねり、ボールをゴールにねじ込みました。
恐らく彼にしかできないゴールですね。
鳥栖が3点目をとったあたりから、だいぶ心の余裕がでてきました。
それまで鳥栖がリードしていても、あまり思い切り喜べずにいました。
昨年まで大一番で結果を出せなかった鳥栖が頭をよぎりました。
あと周りが盛り上がっていると何だか自分は落ち着いちゃうんですよね。
自分の事で友達が怒ってくれると何故か落ち着くのと似ています。
その後、試合は何度か相手に攻め込まれるもしっかりと締めてタイムアップ。
本決まりではありませんが、事実上鳥栖の昇格決定といっていいいでしょう。
会場のサポーターの方でも涙ぐむ人もちらほら。
自分自身はスタジアムに足を運び始めてまだ4年目。まだまだひよっ子です。
長年応援されてる方はさぞこみ上げてくる思いがあったに違いありません。
今日の結果は選手含め、チーム関係者の長年の努力の賜物。
チームは新しいステップを踏み出します。
サポーターもチームのために何ができるか考えていかなければ。
正直、今年ここまで来るとは思いませんでした。
今でも実感が沸いてきません。本当に鳥栖が昇格する日が来るということを
信じられないでいます。
けれど今年の選手は本当に頼もしいし、素晴らしかった。
選手達がシーズン通して成長していくのを見るのは本当に楽しい。
これからもチームを見守っていきたい。
今シーズンは残り1試合。どんなエンディングが待っているのでしょう。
本当に楽しみになってきました。
チームも最後の1試合まで最高の試合をしてほしいと思います。
No comments:
Post a Comment