Tuesday 30 July 2013

東アジア杯初優勝と今後の行方

国内組のメンバーで臨んだ東アジア杯で日本は見事優勝を果たしました。
海外組だけでなくJリーグにも質の高い選手がいるということを世間に知らしめる
ことができた大会だと思います。

Jリーグは間違いなく質の高いリーグだと思います。チームそれぞれに様々な戦術
や特徴があり、独特のカラーができてきました。チーム間の実力も拮抗しており、
緊張感のあるゲームも多くなってきています。
Jリーグはレベルが低いから海外のサッカーしか見ないというのも大変結構な話
ですが、海外のサッカーチームを見てみて魅力的なサッカーを展開しているチーム
はそんな多くないはずです。

今大会において日本には大きな収穫がありました。特にこれまで課題だった
センターラインの選手層について目処がつきそうです。
我らが?豊田は第2戦のオーストラリア戦に先発。得点こそなかったものの、
ポストプレーでの攻撃の組み立てや守備でも大きな役割を果たしました。
大迫とのコンビもよかったです。正直、鳥栖での試合ではポストプレーは
あまり多くないのでかなり驚きました。ポストプレーはどちらかというと、
チームメイトの池田や野田の方が上手かった印象がありますからね(笑)

来年のブラジルワールドカップに向けてポジション争いがいよいよ本格的に
始まろうとしています。個人的にはワールドカップのメンバーは予選で
チームに多大な貢献をした人が選ばれるべきだと思いますが、今回は
特にこの人というのが思い浮かびません。前回のワールドカップでは
間違いなく立役者は中村俊輔だったと思いますが、本大会のメンバーに入ったものの、
戦術的な理由で先発を外れてしまいました。彼は当時ワールドカップのために
怪我を押して無理して試合に出続けていまいしたから、コンディションの問題も
あったかもしれませんね。

ワールドカップは誰もが一度はと夢見る舞台です。選手もアピールするために
無理をすることも出てくるかもしれませんが、本大会にでるためには焦らない
ことが一番大きなポイントかもしれません。







Tuesday 23 July 2013

新生日本代表の出来は如何に?

東アジア杯 第1戦
日本 3:3 中国

21日に行なわれたサッカー東アジア杯 日本対中国。日本代表は非常
にフレッシュな顔ぶれとなりました。
試合内容は立ち上がり動きの悪い日本はPKを取られてリードを
許すものの、前半に同点とし、後半3-1と逆転。ところが日本が選手交代を行なった後、
流れが悪くなり、再び中国にPKを献上。1点差とされ、さらには終了間際にゴールを許し、
結局引き分けという結果に終わりました。

試合に関して代表常連組の選手が足を引っ張ったように見えたのは気のせい
でしょうか?(笑)初召集の選手達はかなり持ち味を発揮できていたと思います。
今後、今回出場したメンバーが台頭すれば選手層がかなり厚くなるはずです。

柔らかいボールタッチと得点センスの高さを見せつけた柿谷。
アグレッシブなプレーでチームに勢いをつけた原口。気合入ってましたね。
高萩はダイレクトプレーで独特の攻撃センスを垣間見せました。
工藤のタテへの推進力。
山口の積極的な守備と豊富な運動量。
青山はなんとなく地味な感じ。
森重はDFラインで一番安定していました。

えー。適当に気になった選手を評価しただけです。。

今後の試合において今回の大会は過密日程なので全選手
チャンスを与えられるとは思いますが、我らが豊田はいつ出番が
くるのか。それが問題です。
まだ今回のメンバーで出番がないのはフィールドプレーヤーは

DF 千葉、森脇、鈴木
MF 扇原
FW 豊田、山田

今度のオーストラリア戦のメンバーはどうなるのでしょうかね?
DFは森重がよかったのでまた出る可能性大。また駒野は腐ってもキャプテンです。
そうすると、
DFラインは駒野(SB)、森重(CB)、鈴木(CB)、森脇(SB)かな?
ボランチは難しいですが、山口がよかったですし、セレッソコンビになる可能性大です。

山口、扇原

サイドですが中国戦で1トップだった柿谷が来る可能性は十分あります。
柿谷は徳島時代、サイドハーフで出ていましたからね。
もう1人は原口にして森脇とタテの連携をとれればいいのでは。

柿谷、原口

トップ下は高萩も時折、光るプレー見せましたが、ずっと光っていた
わけではないので今度は恐らく山田がでてくるでしょう。

山田

1トップは大迫か豊田ということになりますが、個人的な
希望と相手がオーストラリアという屈強なチームということもあり、
豊田です。


GKは知らん。

というのは冗談ですが、西川が一番安定してるでしょう。

今大会のメンバー、特に攻撃的な選手は守備意識が低いように見えたので、
鳥栖において前線からの守備をやってきている豊田にとって、そこは大きなアピール
ポイントとなるはずです。
そしてフィジカルの強さ、両足でシュート打てる器用さ。
中国戦で途中交代で入った選手はなかなかゲームの流れに入れていなかった
のでできれば先発で見たいですね。

豊田の代表デビューを見たい!!





Monday 22 July 2013

選挙に行こう!

今回、行なわれた参院選挙。自分の住む地域では投票率が6ポイント以上低下という
ニュースがあった。たしかに参議院は何のためにあるのだろう?という思いもある
かもしれない(笑)それでもこの投票率の低下はまずいことだ。

ここ数年、特に若い人達の間で政治に興味ないとか投票には行かないという声を
よく聞く。そうして今はどういった状況になっているかというと、投票率の高い世代の
人達寄りの政治が進められているという感がある。アナーキスト(無政府主義)なら別に
いいかもしれないが、投票に行かずして、原発がどうの、消費税がどうのと言えた
口ではないだろう。

投票の時にいつも僕が厄介だと思うのは政治や政策についての難解さ。
政治家にはもっと分かりやすい言葉で議論をしてほしいし、永田町には
色んな思惑が渦巻いており、情勢が国民に分かりにくいことが多々ある。
今思えば、結果は別として以前、小泉総理が仕掛けた選挙(小泉劇場)は国民にも
政局の構図を分かりやすく提示して、政治に興味を持たせ、選挙にも勝つ
という1つのいい例だった。小泉劇場の後、国民の生活は良くなったか?というと
決してそうではなかったが、これは乗せられた国民の責任でもある。
政治家は勝ちたいなら、もっと政策をわかりやすく提示することが重要だ。
そして国民は各政党、政治家の政策を責任もって見極めなければならない。
これまでは政治を理解するにあたり、新聞読めば大丈夫と思っていたが、今では
メディアの言うことは鵜呑みにすることはできなくなってきている。
それにネットの普及で皆が情報を発信できるようになり、メディアが多様化した。
一番は政治家を生で自分の目でチェックするのがいいだろうが、そうそうできることでは
ない。国会中継や色んな公式の資料を自分で見て判断する。
つまりどこかの評論家などのフィルターを通すのではなく自分で判断するということが
重要だということを強く感じている。

投票のときにもう1つ厄介なのは投票したい人がいないということ。
今の時代、全部が全部自分がいいなと思う政策を打ち出す政党は恐らくいないだろう。
白票という手もあるが、(筆者は何回か使いました)あまりいい手ではない。
この政党が一番ましかなと下馬評の高い、人気のある政党や候補者に投票するという
のは誰でも思いつくけど、
もっと自分に与えられた1票を生かす方法は他にもあるはずだ。

選挙の時によく言われる『1票ではどうせ結果は変わらないから』という言葉。
誰だって1票しか与えられてないはずだが。。。選挙は組織票で決まるということ
かもしれないが、一人一人が選挙に行かなければますますそうなる。

というわけで選挙に行こう!自分達の生活のためにも。
ただ次の選挙は3年はないだろうけどね(笑)


Friday 19 July 2013

ついにサガン鳥栖から日本代表選手が!

20日~行なわれる東アジア杯にてサガン鳥栖からFW11豊田陽平が日本代表に選出
されました。これまでMF10金民友が韓国代表に選出されたことはありましたが、
日本代表の選出はクラブ史上初の快挙です。

このニュースはJ2時代から応援してきたサポーターにとってはとても
感慨深いニュースです。豊田は2010年シーズンに鳥栖に加入、そのシーズン
はチームトップの13点をとりましたが、ボールを持てば何が何でもシュートに
持ち込むようなエゴの強さも目につきました。
そのシーズンを9位で終えた鳥栖。元北京五輪代表ということもあって期待も大きく、
もう少しやれたのではという印象もぬぐえませんでしたが、鳥栖のエースとして
君臨しつつあった彼はサポーターにとっても大きな希望となっていました。
ただ当時はレンタルでの加入だったため、彼の動向に皆やきもきしていましたが、
2011年シーズンに完全移籍での加入を決めてくれたのです。

そして2011年シーズンの開幕。この年、鳥栖は大きな躍進をとげることになります。
このシーズンは2010年のメンバーをベースに才能ある若い選手が加入し、
チームとしてまとまった戦いができるようになりました。選手それぞれがコレクティブ
にプレーするようになり、もちろん豊田もその1人でプレースタイルにも大きな変化
が見られました。これまでボールを持てばほとんどシュートに持ちこんでいましたが、
一旦チームメイトに預けて再度動き直し、またいい位置でボールをもらってシュート
するといったスタイルでゴールを量産。
特に相手DFとの駆け引きの上手さが目に付きました。こうして
彼が攻撃の組み立てに参加するようになってから、チームの得点も飛躍的に伸びるように
なりました。チームもクロスを中に入れれば、豊田が何とかしてくれるという思いもあった
と思います。ロングボール主体の攻撃が多い鳥栖の場合、彼の競り合いでの強さは
攻撃の生命線となっていました。

守備でも相手DFに前線から献身的に走ってプレッシャーをかけ、
彼の猛烈なプレスはバックの選手を大きな助けとなりました。
結局、2011年に彼が積み上げた得点は23点となり、J2得点王になりました。
彼のゴールはチームが苦しいときのゴールが多いのが印象的です。
さらに彼は本当にサポーターを大事にしててゴールを決めたら、いつもサポーター
のところに走ってきてくれるんですよね。

鳥栖は2011年にJ1昇格を決め、迎えた2012年の昇格元年でも豊田はゴールを量産し、
得点ランク2位となる19点を叩き出しました。
今もなお、プレーに磨きがかかってますし、技術も向上しています。
鳥栖の選手は試合を見るだけで、日々一生懸命練習してるんだなというのが
分かる選手が多いし、成長のあとが見てとれるので、そういったのも応援する時の
楽しみの1つです。

彼のゴールは本当に印象に残るゴールが多いです。2010年の佐賀陸で行なわれた
横浜FC戦。一時3-0でリードしながら、4点取られて逆転された後に相手DFに猛然と
襲い掛かってボールを奪って決めてくれた同点ゴール。あのときは逆転されて呆然
としていたので涙がでそうになりました。
他には2011年のベアスタでの大分トリニータ戦。0-1で負けてる状況からロスタイムに
オウンゴールで同点とした後、金民友の左サイドからのクロスをヘディングで決めた逆転
ゴール。スタジアムがものすごい歓声に包まれて鳥肌がたったのを覚えています。

豊田はこれまで何度もチームを救うゴールを決めてきました。いわゆる『持ってる』選手
だと思います。代表でもきっとチームを救うゴールを決めてくれるはず。
サガン鳥栖から代表選手がでるなんてつい最近まで考えられませんでした。
今度の東アジア杯は日程が厳しいですが、何とか頑張ってほしいし、彼の活躍を
今後とも見守りたいと思います。







Wednesday 10 July 2013

Jリーグ2ステージ制を考える。

Jリーグ活性化のために議論がなされていた2ステージ制の復活。
結局、先送りになったようだが、2ステージ制の復活なんて個人的には考えられない。
野球のクライマックスシリーズもだけど、どうして小手先の改革に走るのだろうか。
このシステムだと年間通して勝ち点を獲得しても優勝できない
ケースがでてくるのだ。というか実際Jリーグが2ステージ制の時はそうしたケースが
何度もあった。
野球のクライマックスシリーズもそう。リーグチャンピオンじゃないチームが日本
シリーズにでて優勝したりするケースがあったりする。
こうした矛盾を生むシステムは長い目でみたら絶対避けたほうがいいと思う。

リーグの上層部はもっと根本的な問題にアプローチすべきではないだろうか。
今のJリーグの人気が低迷している理由は何だろう?
いくつか考えてみるとサッカー協会がスケジュールなどで代表チーム優先で
進めているということがまず挙げられるだろう。
さらにJリーグからも選手が選ばれていればいいが、ほとんどは海外のチームに
在籍している選手だ。これはJリーグの選手の質が海外でプレーしている選手の質
に劣っているのかというと決してそうではないと思うのだが。。。
代表戦が行なわれる国際AマッチデーやW杯予選のスケジュールを中心に
リーグの日程も組まれるのでJリーグは過密日程になってしまう時期がでてくる。
そうするとJリーグに所属する選手のコンディション維持は難しくなり、いいプレー
ができなくなる。すると代表にも選ばれなくなり、注目もされなくなる。

昔からJリーグの試合ではあまり観客が多くなくても代表戦ではいつも満員
となってきた。これは決して皆サッカーに興味がないわけではなく、きっかけ
があればサッカーを見たいと思っているはずなのだ。
それでもJリーグは見ないという人の特徴を考えてみると、次のような
タイプになると思う。

1.国内リーグはレベルが低いと決め付け見ない人。海外サッカーファンなど。
2.サッカーは好きでも嫌いでもないが、国の代表など大きなイベントで盛り上が
 りたいために見に来ている。

これらのタイプの人達をJリーグのスタジアムに足を運ばせるのは
ちょっとしたことで上手くいくのではと考えている。

今のJリーグを取り巻く環境を振り返ってみると、Jリーグについて国内のリーグ
なのに一般の人達が目に触れる機会が意外と少ないのに気付く。
 試合中継はほぼスカパーで独占されているし、スポーツニュースは
どこもプロ野球のニュースがメインのところも多い。

もっとJリーグについて露出を増やすよう働きかけるべきだし、
スタジアムに足を運べないとしてもスタジアム以外でサッカー観戦を楽しむ方法を
提案をしていかないといけないと思う。
イギリスではパブで皆サッカー観戦をするし、似たような形を提案できないだろうか。

またサッカー文化について選手ばかりでなく、サポーターにスポットを当てても
面白いだろう。どうして彼らはあそこまで熱狂的になれるのか。
チームを応援したり、応援するチームと喜びや悲しみを共有することの楽しさ
を一度実感してもらえば分かるはずだ。実際、代表戦を応援するサポーターと
Jリーグのチームを応援するサポーターとの心情はほとんど変わらないと思う。
違いは代表戦のサポーターは一見さんというか普段はサッカーを見ない人が
多いということだろう。そうした人達をどうにかしてJリーグのスタジアムに
引き込むのだ。

Jリーグの観客数増加を達成するためにはサッカー協会やリーグ幹部だけでなく
クラブやサポーターの力が必要だ。

僕はサガン鳥栖を数年見ているけれど、サガン鳥栖がJ1に昇格したあたりから
スタジアムの満足度が少なくなったように感じる。理由は新規のお客さんが増えて
マナーの低下が見られたからである。いくらチームが頑張ってもスタジアムで嫌な思いを
すれば足を運びたいとは思わないだろう。
大体こうした場合、熱心なサポーターはチームに迷惑をかけたくないという思いから
マナーに関してはしっかり守る人が多い。問題は新規のお客。クラブは彼らを上手く
サポーターに取り込む工夫をしないといけない。

そして人々が足を運びやすいスタジアムというのは一人一人のサポーターの
心がけから始まると言っていいだろう。









Thursday 4 July 2013

手帳ジプシー

毎年、年末に購入する手帳。僕は毎回違うブランドの手帳を購入する。
理由はなかなかしっくりくるものに当たらないからだ。
日本で一番使われてるのはどこの手帳だろう?やはり能率手帳か。
最近はほぼ日手帳というのも人気らしい。またモレスキンやクオデバス
などの海外ブランドもかっこいい。
でも実際使うとなるとなかなか選べない。どの手帳も微妙に決定打に欠ける。
このA手帳のデザインは好きなんだけれど、B手帳にあったあの機能があればなぁ。
かといってB手帳はデザインがいまいちだし・・・など。
ここ2年連続で海外ブランドの手帳を使っている。デザインがシンプルで気に入ってるけど
曜日が分かりにくくて困る。火曜日(Tuesday)と木曜日(Thursday)この曜日にかんして
頭文字のみ表示だとかなり厳しい。実際、何度か間違ったし。。
やはり日本人は日本のブランドがいいのだろうか。
 ところで自分の手帳術は超いいかげんだ。だいたい、あまりスケジュール
が埋まらないのが一番の問題だが、メモ帳と兼用しているのでかなりごちゃごちゃに
なっている。メモ帳にするスペースをつくるために書き込まないことも時折あって
本末転倒になっている。これは本当に反省しなければならない。
予定がなくともToDoリストくらいはつくって書き込みたいと思う。それは仕事以外のこと
でも何でもいいので書き込むようにする。
今年も7月に入り、あっというまに半分が過ぎてしまった。
手帳の使い方を見直しながら、残り半分を過したい。

結局、こうして手帳について考えてみると手帳も何使うかなんてあまり関係ないような
気もしてきた。でも次は日本の手帳にしようかな。
分かりやすいのが1番だね。

Monday 1 July 2013

コンフェデレーションズカップ。ブラジルで始まりブラジルに終わる。

ワールドカップ開幕を1年前に控えて行なわれたコンフェデレーションズカップも
ついに閉幕。ブラジルの優勝で幕を閉じました。
決勝はブラジル対スペイン。なかなかお目にかかれない屈指の好カードでしたが、
結果は予想に反して3-0と大差がついてしまいました。

大会通じてブラジルのパフォーマンスは際立っていましたね。ブラジルと言えば
どちらかというと個人技メインであまり組織的なイメージがないのですが、
今大会のブラジルはとてもコレクティブでした。特にボランチ2人(パウリーニョ、グスタボ)
とCB2人(ダビド・ルイス、チアゴ・シウバ)の守備が秀逸。スペインの中盤は
真ん中でボールを持てばあっという間に潰され、パスを封じられてしまいました。
ネイマールら攻撃陣が活躍できたのはこの4人がいたからこそ。
あれだけの攻撃陣を並べてあそこまで固い守備ができるとはあっぱれの一言です。

スペインは日程が厳しくブラジルと比べて休みが1日少ないというのもあったのかも
ですが、サッカー界のトレンドが変わりつつあるのかなとも思いました。
スペイン代表はFCバルセロナをベースに作れられたチームですが、そのFCバルセロナ
は前に行なわれたチャンピオンズリーグで準決勝で敗退しています。しかも
かなり一方的な差をつけられて敗退しました。スペイン対策というのはどのチームもある程度
分かってきてるわけですね。

今大会、ブラジルが優勝しましたが、ワールドカップ本番ではどうなるか分かりません。
98年フランス大会のブラジルもかなりのメンバーを揃え、現ブラジル代表と同じく圧倒的な
優勝候補でしたが(毎回そうだったりするけど)、優勝できませんでした。

ところでブラジルに付け入る隙はあるのか。僕はあると思います。
今大会で言うとメキシコの戦い方にヒントが隠されているように思います。
あの試合メキシコは開始早々ブラジルに先制を許し、劣勢になりましたが、
トップ下で突破力のあるドス・サントスをネイマールにぶつけてネイマールの攻撃力
を封じるという方法をとり、ペースを取り戻しました。
あとはブラジルの真ん中は固いのでサイドからどう組み立てるかでしょうか。

今大会、日本代表も出場し、実際のワールドカップ会場で試合もできてとても
いい経験になったと思います。これからどうチームが作られていくか非常に
楽しみです。