Monday 22 July 2013

選挙に行こう!

今回、行なわれた参院選挙。自分の住む地域では投票率が6ポイント以上低下という
ニュースがあった。たしかに参議院は何のためにあるのだろう?という思いもある
かもしれない(笑)それでもこの投票率の低下はまずいことだ。

ここ数年、特に若い人達の間で政治に興味ないとか投票には行かないという声を
よく聞く。そうして今はどういった状況になっているかというと、投票率の高い世代の
人達寄りの政治が進められているという感がある。アナーキスト(無政府主義)なら別に
いいかもしれないが、投票に行かずして、原発がどうの、消費税がどうのと言えた
口ではないだろう。

投票の時にいつも僕が厄介だと思うのは政治や政策についての難解さ。
政治家にはもっと分かりやすい言葉で議論をしてほしいし、永田町には
色んな思惑が渦巻いており、情勢が国民に分かりにくいことが多々ある。
今思えば、結果は別として以前、小泉総理が仕掛けた選挙(小泉劇場)は国民にも
政局の構図を分かりやすく提示して、政治に興味を持たせ、選挙にも勝つ
という1つのいい例だった。小泉劇場の後、国民の生活は良くなったか?というと
決してそうではなかったが、これは乗せられた国民の責任でもある。
政治家は勝ちたいなら、もっと政策をわかりやすく提示することが重要だ。
そして国民は各政党、政治家の政策を責任もって見極めなければならない。
これまでは政治を理解するにあたり、新聞読めば大丈夫と思っていたが、今では
メディアの言うことは鵜呑みにすることはできなくなってきている。
それにネットの普及で皆が情報を発信できるようになり、メディアが多様化した。
一番は政治家を生で自分の目でチェックするのがいいだろうが、そうそうできることでは
ない。国会中継や色んな公式の資料を自分で見て判断する。
つまりどこかの評論家などのフィルターを通すのではなく自分で判断するということが
重要だということを強く感じている。

投票のときにもう1つ厄介なのは投票したい人がいないということ。
今の時代、全部が全部自分がいいなと思う政策を打ち出す政党は恐らくいないだろう。
白票という手もあるが、(筆者は何回か使いました)あまりいい手ではない。
この政党が一番ましかなと下馬評の高い、人気のある政党や候補者に投票するという
のは誰でも思いつくけど、
もっと自分に与えられた1票を生かす方法は他にもあるはずだ。

選挙の時によく言われる『1票ではどうせ結果は変わらないから』という言葉。
誰だって1票しか与えられてないはずだが。。。選挙は組織票で決まるということ
かもしれないが、一人一人が選挙に行かなければますますそうなる。

というわけで選挙に行こう!自分達の生活のためにも。
ただ次の選挙は3年はないだろうけどね(笑)


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