Monday 1 April 2013

RESTART

前回の投稿から1年2カ月あまり。このブログの主なテーマは『サガン鳥栖』で、そのサガン鳥栖がJ1昇格を決めたあたりのタイミングでブログはお休みしてましたが、再開させます。

理由はせっかく自分を発信できるコンテンツが身近にあるのだから生かさねばということです。ブログは最初興味本位で始めました。自分の性格から更新頻度は少なくなるというのは覚悟してましたが、実際やってみて、やはり少なくなりました。でも最近思うことがあり、今後は発信力を磨かねばと考えたわけです。

昔、ネットがなかった時は自分の考えについて不特定多数の人々に発信することなんてほとんどできませんでした。けれども今ではマスメディアを使わなくてもネットを使えば誰もが手軽に自分の意見を発信できる。そうしてネットに氾濫する情報により、マスコミやメディアが伝えない情報も簡単に知ることができる世の中になりました。このことを強く実感したのは東日本大震災が起きた後でした。震災に関するニュースではすべてのメディアがというわけではないけれど、重要な部分が抜けていたり、コントロールされている部分があったりととにかく信用できない部分がある。真のジャーナリズムとは?これまではメディアの情報を鵜呑みにしていたけれど、もうそんなことはできません。ただネットはネットでデマが多いのも事実。これからは情報について一人一人が判断してどうすべきかを考えないといけない。私は震災に関してボランティアとか寄付とか全くやってなかったので特に人生観等、影響受けてないつもりでしたが、知らず知らずのうちに影響を受けていたようです。

震災が起きた時に驚いたのが、瓦礫の受け入れ反対運動や買占めといった動き。この震災において日本は国難というべき状況に直面しました。こうした時こそ結束が必要でしたが、自分も含め、それぞれが自分のことしか考えない行動をとってしまいました。震災は日本人というか人間の裏の醜い部分を一気にあぶりだした気がします。私は九州に住んでいるので買占めとかは流石にしませんでしたが、瓦礫の受け入れ反対とかもしていません。やはり東北の人達が困っているのに自分達だけぬくぬくしてていいのかとも思ったからです。この件については実際、自分で説明会に足を運んだりして自分なりに考えました。私が行ったのは佐賀県武雄市で行われた説明会でしたが、反対している人については誰の言うことを信じたらいいのか分からないといった様子でした。結局、自分も瓦礫受け入れの反対なんてやはりすべきでないと判断した最大の決め手は東北の人達が困っているからでしたが、この時に聞いた専門家の話はとても参考になる話だったので本当に足を運んでよかったと思いました。

また震災以降は原発再稼働についても色んなところで議論が交わされてますね。私の意見としては原発は段階的になくしていくべきという考えです。ところが私の周りはほとんど再稼働反対です。しかも再稼働反対の人はヒステリックに意見を叫ぶ印象がありました。私の意見は一見再稼働賛成の意見になるため、下手に自分の考えをしゃべると何と言われるか・・・。いくら周りが反対の意見が多数を占めているからといって自分の意見を自信を持って言えないのは情けなかったですね。『原発の地下に活断層があるんですよ!!!!』人が生きている限り、どんな形であれリスクは背負っているものです。それが原発なのか違う別のものなのか。恐らく原発より怖いリスクはたくさんあるはずです。また中小企業が必死の思いで電気代のためにコストカットしているのを見るとどうなのかなとも思いました。もしかすると本当に原発なくても全然電気は余裕で値上げも電気会社がぼったくってるだけかもしれませんが。

話がだいぶ逸れましたね。サガン鳥栖から原発へ(笑) 要するに私としてはこうした時代だからこそ自分の目で見て、判断するということが重要になるのではと思っているわけです。今後のテーマはおそらくほとんどがサッカーになるでしょうが、しっかりとした自分を持ってこのブログを楽しんでいきたいと思います。

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