Sunday 21 April 2013

免許更新の時に思ったこと

自分自身、運転はかなり下手な上に不良ドライバーだが、とうとうゴールド免許を
取得することになった。免許がゴールドだからといって運転技術を証明するもので
ないので、たいした自慢にならないが、免許更新の際の講習が短いのはありがたい。

免許更新のときに驚いたのは職員の対応のスムーズさ。これまでの講習とは大違い
だった。なんというか失礼な言い方になるが、公務員のイメージを一気に覆されるような
対応だった。免許更新時はいつも大勢の人で溢れるが、まず開始時刻に整理券が配られ
係員が更新の際の手順を説明する。そして開始時刻になると10人ずつが呼び出されて
手続きを進めていく。最後に簡単な講習があって全部にかかった時間は1時間たらず
だった。今までの免許更新時の係員の対応と大違いで、今回の係員はみなテキパキ
していた。さらにゴールドの免許だと平日に更新に行かなくてすむのはとても大きい。
これまでどうやって免許更新の時間をつくるか四苦八苦していたからだ。

こうして無事におわった今回の免許更新だが、道路交通法に関して、その時の情勢
に応じてどんどん変遷している印象を受けた。法律がどんどん厳しくなっているようだ。
 特に自転車への風当たりは強い。僕は自転車にもよく乗るというのもあって、
腹が立ったということもあるが、法律を厳しくするだけでは根本的な解決にならない。
僕が住んでるのは福岡市だが、事故の多さは全国でもトップ3に入るそうだ。
そもそも福岡市は道路環境が整ってないのである。
車を運転する場合ではところどころ車線が少ない道路が存在し、渋滞をたびたび引き起こしている。さらに信号の配置が悪くて、度々引っかかり、なかなか車が流れない。
例えば直線を走っているとき、信号がずっと先まで配置されているが、青になるのが
奥の方からなのである。信号の設定はよく知らないが、信号は手前から青にしていった
方が流れやすいのではと思う。
一方、自転車では講習でも車道を走れとなってはいるが、福岡市の車道は整備されて
おらずぼこぼこになっており、自転車の細いタイヤではなかなか上手く走れないのだ。

法律でドライバーを締めつける前に環境を整えることを考えるべきである。福岡は
都会と言われているが、他の大都市に比べ、街の設計がかなりマズイと思う。
それは車道などといった交通環境だけではない。市はこういったところから
取り組んでほしい。

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