Tuesday 2 April 2013

最近の日本代表に思う

ちょっと前に行なわれたワールドカップ予選 日本対ヨルダン。この試合を振り返るといくつか
気になる点がでてきた。
まずは勝負強さがなくなっていること。対戦相手のヨルダンはホームで6点とって
勝利した相手。そんな相手にいくらアウェーだからといって1点しかとれなかったのはどうなんだろうか。
最近の代表はラトビアやカナダなど親善試合でも格下の相手としか試合をしていない。
こうした試合のためにわざわざヨーロッパ組の選手を呼ぶのもどうかと思う。チームの強化
には強い相手と試合を組むのはやはり必要不可欠。分かりきっていることだけど、ギリギリで
厳しい試合を経験することでチーム力は上がる。ヨルダン戦にしても五分五分の展開を
モノにできなかったのはこうしたことも原因だと思う。遠藤のPKもらしくなかった。
コースは枠いっぱいだったが、中途半端な高さに蹴ったためストップされてしまった。
アウェーの雰囲気もやはり影響していたと思う。

次に代表の選手選考。代表メンバーを見ていると海外でプレーしている選手が多い。
確かに海外組の選手は上手い選手が多いが、国内の選手が劣るかというと決してそう
ではないと思う。
今の代表選手が所属しているリーグでレベルが高いのはプレミアかセリエAぐらいなのでは。
加えて選手達の成長も止まっているような気がする。相変わらずFWはエース不在だし、
新しい選手を発掘して刺激をいれないと活性化しないだろう。もっとJリーグを見ていけば
興味深い選手はたくさんいるはず。
最近、代表を見ていて2006年ドイツワールドカップの時のジーコジャパンが
頭よよぎるのは気のせいだろうか。このままだとJリーグも盛り上がらないし、
ザッケローニ監督もJリーグも見ているというメッセージを送る意味で呼んで欲しい。
現メンバーでJリーグに所属している選手は以前からの代表組で新しく呼ばれた選手はいない。
前にFWでサンフレッチェ広島のFW佐藤寿人が呼ばれたが、仕方なく呼んだという感じが
して残念だった。

ワールドカップの出場権を目の前にしながらも今後が非常に気がかりなザックジャパン。
新しい選手の台頭とコンフェデレーションズカップも控えているのでそこでの戦いぶりに
期待したい。

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