2014 J1第 サガン鳥栖 1:0 横浜Fマリノス
かなり久々のスタジアム観戦です。サガンはここ数試合、調子を落としていた中での
ホームゲーム。ただ不可解な監督交代による混乱の中、結果を求めるのも酷かも
しれません。それでも選手達はプロとしてやってくる試合に対してしっかり戦っていると
思います。
試合は台風が近づく強風の中、行われました。前半は鳥栖が風上にたってプレー。
マリノスはハイボールを蹴ると押し戻されていました。なんとか風上に立っているうちに
先制点がほしい鳥栖。立ち上がりから決定的なチャンスをつくりますが、
MF10金民友のシュートはゴールライン際で相手DFにクリアされます。
この試合は両チームともボールを蹴りあう展開が続きました。風上に立っている時
は有効な戦術かもしれませんが、横浜は名手中村俊輔を欠いていたのもあったかも
しれません。鳥栖も試合通してロングボールを多用してましたが、強風でボールの落下点
が予測しづらく、やりにくそうでした。
先制点は前半38分、鳥栖でした。鳥栖は横浜に攻め込まれ、GK33林が相手シュートをセーブ
するも、なお横浜にリバウンドを拾われ、GK林の頭越しにヘディングシュートを
打たれるという決定的なピンチを迎えますが、ゴールライン上でDF15丹羽が寸前でクリア!
そのクリアボールをFW22池田が拾うと鳥栖は一気にカウンター。池田がドリブルで
相手エリアに持ち込み、スペースの空いていた右サイド、走りこんでいたMF8
水沼へ展開。池田はそのままゴール前へ走りこみます。さらにファーにはFW11豊田も
走りこんでいました。それを見た右サイドの水沼
がクロスを入れるとクロスに合わせたのはFW11豊田!豪快なダイビングヘッドでした。
ニアサイドにFW22池田が走っていたのもよかったですね。
後半、試合は一進一退の攻防が続きます。鳥栖はFW11豊田の1対1やMF8水沼がフリーで
PA内でミドルを放つも決めきれず。横浜にもかなり危ない場面を作られましたが、
GK33林の好セーブや久々チームに戻ったDF2ミンヒョクやDF36菊地の守備で何とか守りきります。
鳥栖は終盤、さらに5バックなどで守備固めをして守りきり、そのままタイムアップ。
鳥栖は課題を残すも久々の完封勝利となりました。
特に気になるのは選手交代です。さらに点を取るために交代カードを切る場合、今の鳥栖の
先発攻撃陣は皆それぞれ、かなり機能しているので替えにくいというのがあります。
誰を替えても交代させられた選手は不満に思うでしょう。
そこをどう攻撃のオプションを増やしていくか。
リーグも佳境に入ってきますが、リーグ優勝、ACLはまだまだ可能性が大きく残されています。
来季につなげるためにも、しっかりとした戦いを見せてほしいです。
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