Sunday, 20 March 2011

STAND UP !! JAPAN

3/19 チャリティーマッチ サガン鳥栖 3:0 ロアッソ熊本


3/11に東日本を襲った大地震。今も東北地方の方々は避難生活を強いられています。
そうした人達を励ますべく、サッカー界でも様々な取り組みがなされました。
このチャリティーマッチもその一つ。


今回、鳥栖と熊本両チームの選手達も募金活動に参加し、
たくさんの募金が集められました。

試合は鳥栖が勝利しましたが、全体的にミスも多い試合でした。
しかし、こうした試みはもっとやってほしいですね。サッカーの力で
この暗い状況を打破してもらいたいものです。

この日の試合、これまで怪我で調整していたMF8永田のプレーを
初めて見ることができました。
彼は守備も上手いですし、フィジカルが強いですね。ボランチの選手と聞いてましたが、この試合
ではトップ下でプレー。しっかりとボールキープし、攻撃の起点にもなっていました。
先制点のオウンゴールは彼のクロスから生まれたものです。

2点目は右サイドでMF25早坂が裏に抜け出してクロス。フリーで待っていたMF27キム・ビョンスク
が難なくボレーで合わせました。

3点目もまたもMF25早坂。タテパスから相手DFライン裏に抜けだしGKとの1対1を冷静に流し込みました。
ちなみにアシストはGK21室です(笑)

その後、交代で練習生の選手も何人か出場しましたが、FW26岡田はよかったですね。
オフサイドにはなりましたが、裏への飛び出しや積極的なプレーが印象的でした。

今回の試合では、久々に鳥栖の試合が見れてよかったです。
大変な時期ですが、サッカーにもしっかりと集中して過ごしてほしいと思います。




















ところで自分は普段、募金活動に熱心ではありません。
というか、自分で社会人になってから(自分で稼いだお金で)募金をしたことはないです。
ですから募金で記憶にあるのは学生の時の赤い羽根募金ぐらい。
今回のチャリティにかんしては通常のチケット代の金額を募金しましたが、
募金だとはあまり考えていません。

これは被災している人達がどうでもいいというわけではなく、募金の行為について
100%善意が被災した人々に届いてるかどうか疑問に思うからです。

こんなことを言っていると周りからよく非難されますが、大体社会貢献の形は募金だけでは
ないのではないでしょうか?

今回のような事態では国が被災地に対して色々な対処を行うと思いますが、
その国を支えているのは国民一人一人です。国民一人一人がしっかりと3大義務
を果たすことで国も財源が確保できます。
そうすれば後は国が今回のような事態になった際、財源を適切に配分すればいいのです。

募金をしないなら被災した人たちの為に自分たちにできることはあるのでしょうか?

恐らく被災地に対して直接できることは何もないでしょう。
しかし、信じることはできると思います。

被災した方々が復興に向けて立ち上がってくれることを信じる。
現地では救出のプロフェッショナルが世界中からたくさん駆け付けてくれています。
彼らが1人でも多くの人を助けてくれることを信じる。
上手くいってるかどうか別として今回、原発や様々な問題に対処している政府を信じる。

大事なのはひとつになること。
被災地の皆さん、私たちは共にいます。

『あなた方は1人ではない』

被災された皆さんの1日も早い復興を願っています。

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