Thursday, 30 June 2011

all or nothing

2011 J2 第18節 サガン鳥栖 2:0 FC岐阜
           第 2節 サガン鳥栖 1:2 栃木SC


先日のFC岐阜戦は久々にベアスタでのサッカー観戦。
試合こそ勝ちましたが、相手が調子をおとし気味ということもあり、
相手にも助けられた試合でした。特に前半のビッグチャンスを決められていたら
どうなっていたかわかりません。この時はGK21室のファインセーブで事無き
を得ました。

攻撃面ではチャンスを作りながらも決めきれない場面が続きました。
ただ先制点は非常にきれいでしたね。
DF4田中が楔のパス→FW22池田がスルー→パスを受けたFW18野田が裏に抜けた
MF25早坂へ→早坂はゴール左隅に流し込みゴール。
決定力不足の解消として連動性が大きな鍵になるのでは。

2点目は野田がゴール前でDFを背負ってボールを受け、反転してシュートしたもの。
特別指定選手としてプレーしていた時からセンターフォワードとしての将来性
を感じさせていた野田。ついに資質が開花しつつあります。

結局、この試合の得点はこの2点のみ。得点力不足に課題を残しながらも
久々の勝利の味をかみ締めました。

この試合の3日後に行われた首位栃木SCとの一戦。
昇格を目指す為には落とせない試合でしたが、結果は試合終了間際
に勝ち越しを許すという手痛い敗戦。
試合の経過を見る限り、鳥栖は先制されるもリスクを冒してチャンスを
作り続けますがそのチャンスを生かせずに負けてしまったという印象です。
勝つか負けるか。勝ちにこだわったが、結果がついてこなかったというところ
でしょうか。リスクを冒し続ける勇気は認めたいですね。

とまぁここまで偉そうに書いてきましたが、実は栃木戦は観に行けませんでした。
試合についてはサガン鳥栖の公式twitterでチェックしたのみです。

以前、ガンバ大阪の遠藤保仁著『信頼する力』という本を読んだ時、
チームメイトを例に挙げて『チャンスがあっても次があると思っている
から外してしまう』という言葉がありました。鳥栖の場合にもあてはまるのでは
と思います。練習のときから本番のようなシチュエーションで
練習を行うことができればいいのですが、すぐに改善できることはできない
と分かってるとはいえ、もどかしいですね。

僕が攻撃に関して期待しているのはFW22池田です。彼が前線を走り回ることで
スペースが生まれ、鳥栖の攻撃が活性化しています。チームで恐らく
最も献身的な選手。それだけにチームへの貢献具合が得点等、数字にでてくれれば
というところもありますが、本人の努力に委ねるしかないでしょう。
スピードもありますし、もう少しシュートが上手ければという感じです。
2009年鳥栖にトジンというブラジル人ストライカーがいました。彼はボールタッチ
も柔らかかったですが、それ以上にシュートが抜群に上手い選手でした。丁寧にコーナー
を突いたシュートや相手のタイミングを外すようなシュート。
そういったシュートができればと思っています。

昇格するには鳥栖はもうそろそろ負けられないところまで来ています。
今回の敗戦はショックでしょうが、ゴール裏で応援しているサポーターやチーム
の勝利を信じる人達のためにも立ち直って欲しいですね。

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