2011 J2 第16節 サガン鳥栖 0:0 ギラヴァンツ北九州
鳥栖としては昨年、最下位だった相手だけに勝ち点を稼いでおきたかった
ところかもしれません。しかし相手は昨年とは違ったようです。
これまで自分が見た北九州の印象は粘り強いサッカーをしているということ。
今年は監督が変わり、チームも粘り強さに+αがなされたようで強豪チームにも勝ち星を
挙げてきています。
実は試合は用事のため見に行けなかったのでなんとも言えないのですが、
今回の鳥栖の戦いについては否定的な意見があちこちで見られるようです。
今年のJ2はまさに団子状態。どこが勝ってもおかしくありません。
こうした時どうしたら勝利を得ることができるのでしょうか。
チームが1つ試合を終えて次の試合に臨むとき、まずは前の試合で
不味かった部分の修正をすると思います。
そして次回の対戦相手を想定した練習。
最後にメンタルの準備。
実際はこんな単純ではなく、1つ1つ勝利を得る為の工程はまだまだ果てしなくあると
思いますが、そうした準備をきちんと行ってやっと1勝することができる。
この積み重ねで昇格が見えてくると思うんですね。
鳥栖の場合、やろうとしているサッカーはだいぶ形作られてきましたし、あとは
メンタルの問題が大きいのではないでしょうか?
これまでも重要な試合で結果が出せず、昇格を逃してきました。
今年も単独首位を賭けた試合では結果が出ていません。
大舞台に慣れている強豪チームと普通のチームではやはりメンタリティが
変わってきます。普通のチームが強くなるには実力だけでなく精神面でも壁を
超えなければいけません。
世界に目を向けると勝ち続けているチームとしてはFCバルセロナがあります。
FCバルセロナはスペクタクルなサッカーだけでなく、メンタルの準備もしっかり
しているといいます。そこにはグアルディオラ監督の手腕によるところが大きい
ようです。現役の選手時代には代表としてプレーをし数々の大舞台を経験してきた
グアルディオラ監督。選手のメンタルを準備するために映画『グラディエーター』
の映像を使ったり様々なアイディアを駆使しているといいます。
鳥栖の尹晶煥監督も現役時代は名選手として名を馳せていました。
チームとしても魅力的なサッカーができるようになっています。
今後の監督の手腕に期待ですね。
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