2014ブラジルワールドカップ。日本のワールドカップはグループステージ1分2敗という成績
で終わりました。優勝を公言していた選手もいた中で非常に厳しい現実を突きつけられる
結果となりました。日本代表はどのようにしてこのワールドカップを戦ったのか。
勝手な推測というか雑感になりますが、振り返ってみたいと思います。
日本代表は5/27国内の親善試合でキプロスと対戦した後(1-0で勝利)、アメリカ
フロリダ州のタンパ市で合宿し、コスタリカ(6/2)とザンビア(6/6)の2チームと親善試合を
組みました。結果は3-1(コスタリカ)、4-3(ザンビア)と共に勝利するといった内容
で上々の結果だったのですが、いくつか課題は残ってしまいました。
例えば、立ち上がりの失点や守備の連動の欠如です。
これらの課題は2戦共通して見られた課題だったため、少し気になりました。
日本の場合、守備において
連動したプレスをかけれてないことが多々あるように思えます。
攻撃の選手が一部守備に戻らなかったり、前線がプレスをかけてもラインを押し上
げれなかったりです。誰かが守備を放棄したりというのはちょっと論外なのですが、
誰かがポジションはみだして猛烈に相手ボールをチェイスした場合は、
周りの選手も連動しないとチェイスした選手の分、スペースを空けてしまうことになります。
守備において、そうして空いたスペースを突かれると危険な場面を相手に招きますね。
自分が考える限りでは常にフォーメーション通りに選手が配置され、しっかり
と前線、中盤、最終ラインとブロックを敷き、スペースを与えないことが大事だと思います。
それでもこの2戦について日本は勝利を収めているわけでチームとして順調に仕上がっている
のを実感できたのが収穫でした。動きにキレがでてコンディションも良さそうです。そして選手
たちもそれぞれの試合後のインタビューで冷静に課題を分析することができていました。
チームは7日にブラジル入り。キャンプ地イトゥで調整し、6/14日に初戦のコートジボワール戦
を迎えることになります。試合運びとしては良くないながらも、勝利を収めたということで
期待を抱かせてくれるような内容でした。
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