6/19 グループステージ第2戦 ギリシャとの対戦です。
この試合、グループステージ突破の為には勝利が欲しい日本でしたが、
0-0のスコアレスドロー。またまた厳しい結果となりました。
日本は前半38分に相手選手の退場により、数的優位に立ったのですが、その
数的優位を生かすことができませんでした。日本の場合、意味のないポゼッションが
多く、相手ゴール前でただボールを回すだけなんですね。特に誰もシュートを狙う
わけでもなく、仕掛けもしません。時間ばかりが過ぎていくような試合でした。
ギリシャとしては1人少なくてもゴール前を固めていればいいわけで、日本からクロスを
入れられても容易にはじき返すことができました。そしてギリシャはボールを奪えば、何度か
カウンターで危険な場面もつくりだしました。
日本はこの試合、初戦のときよりは体も動くようになってましたが、攻撃のダイナミズム
はあまり生まれず、アイディアも乏しかったですね。右サイドの内田が何度か工夫して
いれていましたが、得点には結びつきません。また日本は香川がベンチスタートで代わりに
大久保が先発。 大久保はベテランらしく的確な判断でプレーができる選手。香川は初戦
確かに出来は良くありませんでしたが、エースなわけですから外すべきではなかったように
思います。香川は途中から出場しましたが、選手としては監督に対する信頼感を失くしてしまい
かねません。 大久保はあくまでジョーカーとして使うべきでしょう。
しばらく代表から遠ざかっていたのに本大会でいきなり呼ばれて
救世主的な役割を求められても酷な話です。
日本は最後まで圧倒的なボール保持率で攻めますが、決定的なチャンスをほとんど
作れず、そのままタイムアップ。日本は今大会初の勝ち点を獲得したものの、
決勝トーナメント進出の為には第3戦のコロンビア戦で最低でも勝利という厳しい
状況に追い込まれました。
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