Tuesday, 5 August 2014

ついに首位奪取!鳥栖らしさを存分に発揮した一戦!!

J1 第18節 サガン鳥栖 1:0 名古屋グランパス @ベアスタ

鳥栖は前試合アウェーでセレッソ大阪を破り、勢いにのったままホームにて
名古屋グランパスを迎え撃ちました。名古屋は元日本代表の選手が多数在籍
している上にシーズン途中に柏の司令塔レアンドロ・ドミンゲスを補強。
非常に強力なチームです。

試合の立ち上がり、鳥栖は浮き足立ってしまい何度か名古屋FW永井に裏を取られる
など、いくつか決定的な場面をつくられていました。鳥栖はピンチの場面が続きましたが、
GK33林の好守で何とかしのぐと次第に落ち着きを取り戻していきました。
前半終了間際にはDFラインからしっかりとビルドアップして組み立てれるようになります。
これまではすぐにタテに蹴ることが多かったのですが、ポゼッションもするようになったの
ですね。またロングボールを入れたときでもFW11豊田がしっかりと相手DFをブロックしながら
ボールを収め、起点となっていました。これまではFW11豊田が相手DFと競ってこぼれた
ボールを2列目の選手が拾うというパターンが多かったのですが、
ここでも変化が見られましたね。

鳥栖のチャンスは30分過ぎだったでしょうか?左サイドPA内でだされたパスを味方のスルー
でフリーになったMF10金民友が左足でシュート!シュートはゴール上の取りにくいコースに
飛んだはずですが、名古屋GK楢崎が難なくセーブ。楢崎は後半も鳥栖のチャンスに
度々立ちはだかることになります。

後半、鳥栖は名古屋のレアンドロ・ドミンゲス-永井のホットラインに手を焼きつつも
ペースを握るようになります。鳥栖はサイドを起点とした攻撃でチャンスメイク。特に
左サイドの金民友-安田のコンビが冴え渡っていました。
運動量で圧倒し、セカンドボールやこぼれ球といった類はほとんど鳥栖が
拾っていました。後半は前半よりも多く決定的な場面を作り出します。
FW11豊田が右サイドからのクロスに相手DFライン裏に抜け出しつつ反応、
ゴール前フリーでシュートという絶好のチャンス。トラップまでよかったですが、
すでに相手GK楢崎が詰めており、シュートコースを塞がれてしまいました。
さらにFW22池田もスルーパスでDFライン裏に抜け出し、フリーで
シュートチャンスを得ますが、角度がなくシュートできず。いずれも
楢崎の好セーブにあい、得点に至りません。
後半30分が過ぎてチャンスがありながらも点が入らない状況にスタジアム全体が
次第にやきもきし始めるようになりましたが、38分に待望の先制点が入ります。
CKからこぼれたボールを拾って組み立て直し、MF14藤田が右サイドからクロス。
鳥栖の選手のほとんどがファーに流れており、
相手GK楢崎もファーサイドに反応していましたが、それを見た鳥栖のFW22池田が
ニアに飛び込んで、ギリギリのとこで足に当ててゴール。ボールは楢崎の逆をついて
転々とゴールへ転がっていきました。※スタジアムで見ていたときはトラップミスが入った
のか(笑)と思いました。それぐらい微妙なシュートでした。

先制した鳥栖はMF29谷口、MF6岡本とボランチを2枚入れて守備固め。
おそらく4-1-4-1だったと思います。
5バックみたいに防戦一方ではなかったので多少安心して見れましたが、名古屋は
FW永井のスピードを生かしたカウンターで鳥栖のゴールを脅かします。
1対1の場面もつくられてしまいましたが
GK33林を中心とした守備で守りきり、見事クリーンシートで試合を締めました。

この試合、勝利すれば首位奪取というゲームで鳥栖らしいすばらしいプレーでした。
首位にたったと言っても鳥栖にとっては楽に勝てる試合は一つもないわけで
1試合1試合必死にやっていくしかないと思います。順位のことは忘れて目の前の
試合臨んでいってほしいとですね。



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