2015 3/7 Jリーグ 第1節 サガン鳥栖 1:0 アルビレックス新潟
ついに2015シーズンが開幕。サガン鳥栖は昨年の主力メンバーがほぼ残留したものの、
森下新監督を迎えて、全く新しいチームとしてのシーズンです。
開幕戦の相手はアルビレックス新潟。鳥栖は新潟と相性が悪く、ここ4試合勝ちが
ありません。鳥栖の先発メンバーですが、今季新加入のFW9白星東が名を連ねました。
試合は鳥栖の動きがかたく、新潟に押し込まれる展開が続きました。
中盤のバランスが悪く、スペースを空け気味でした。
そうして試合は早々に動きます。13分、新潟はスルーパスで抜けだしたラファエウ・シウバ
がGKと1対1となり、冷静に流し込み先制点。鳥栖は苦しい立ち上がりとなりました。
それでも少しづつ落ち着きを取り戻し、チャンスを作り始めていきます。鳥栖はロングボール
を多用する攻撃。特に右サイドMFに入っていたFW9白のスピードを生かしてタテにボール
を送る攻撃が目立ちました。
前半22分、新潟にアクシデント。DFの舞行龍ジェームスが怪我で交代を余儀なくされます。
その後でした、前半26分に鳥栖は同点に追い付きます。
PA内でゴール前に送り込まれたボールに豊田が飛び込んでシュートしようとするも、
新潟DFに引き倒されてPK獲得。豊田がここで得たPKを豪快に決めました。
鳥栖は完全に硬さがとれ、昨年のような球際の激しいプレーで新潟に自由にプレー
させません。もしかすると昨年以上と思わせるような激しさでした。
後半は鳥栖ペース。新潟に決定的なチャンスはほとんど作らせません。
そして後半5分に鳥栖は逆転に成功。ゴール前で得たFK。鳥栖MF14藤田が
蹴ったボールにFW22池田が飛び込んで合わせました。
その後も鳥栖が押し気味に進めるも、攻撃で最後のところで精度を欠き、追加点は
奪えずそのままタイムアップ。鳥栖は貴重な開幕戦勝利。森下新監督にも
嬉しい公式戦初勝利をプレゼントです。
鳥栖についてチームの戦術は特に大きく変わったところはありません。
ただ守備でプレーの強度が上がっているように見えました。
攻撃面も新戦力とプレーがかみ合えば、今後良くなりそうです。
開幕前は不安でしたが、今年のチームは面白いチームになるかもしれません。
森下監督の手腕に期待です。
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