東アジア杯のため、中断していたJリーグが再開され、31日は各地で試合が
行なわれました。中断期間に守備の立て直しが急務だった鳥栖は新潟から菊地直哉、
ブラジルからニルソンを補強。またセレッソ大阪から播戸竜二の加入が
発表されました。播戸はストライカーですが、豊田の代表招集に備えた
んですね。さっそく31日の大分戦、菊地とニルソンが先発し、それぞれ活躍した
ようです。
一方でチームを去る選手もでてきました。木谷と船谷です。2人とも愛着のある選手
でこれからもチームに必要だと思っていたので非常に残念でした。
木谷は2010年に鳥栖に加入し、 DFリーダーとして活躍。2011年シーズンでは全試合、
フル出場し、昇格に大きく貢献しました。 特に素晴らしかったのが、8/28の水戸戦
で累積警告3枚となり、あと1枚で出場停止となった時に残り16試合を警告なしで
プレーし、フル出場したこと。当時のDFラインは木谷抜きでは考えられませんでした
から、出場停止なしはチームにとってかなり大きかったと思います。
一度2010年シーズン終了後の後援会にて行なわれたチーム慰労会で彼を見かけましたが
もちろんアルコールは勧められても口にしませんし、振る舞いもプロの鑑のような選手でした。
船谷は最初に鳥栖に加入したのが2008年シーズン。ジュビロ磐田からのレンタルで加入
しました。左足のキックの精度が非常に高く、パスセンスがずば抜けてました。
初めて彼のプレーをみたときは1本目のパスでサポーターが沸いたのを覚えています。
彼はとてもテクニックがあって攻撃でもアクセントのつけれる選手なので鳥栖では貴重な
存在でした。練習試合でも颯爽と相手をいなすプレーをしていて「貴公子」を思わせるような
選手でしたね。
彼らについては絶対にまた鳥栖に戻ってきてプレーをしてほしいですね。
J1の他のチームもそれぞれ中断期間に補強を行なっているようです。
これまで下位に甘んじていたチームもかなり強くなっているはずです。
鳥栖はまた厳しい戦いが続くでしょうが、新加入の選手に期待したいと思います。
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