Monday, 25 November 2013

マンチェスター・ユナイテッド vs カーディフシティFC

プレミアリーグ第12節。ユナイテッド対カーディフの試合がたまたまテレビで放送
されていたので観戦。
昇格組のカーディフが昨年チャンピオンのユナイテッドをホームに迎えての試合。
ユナイテッドはエースFWファンペルシと日本代表の香川が怪我で欠場。
試合はユナイテッドが一方的に押し気味に進めるかと思いきや一進一退の
攻防の好ゲームとなりました。
ユナイテッドは中盤で試合を作れず、攻撃はルーニー頼み。トップ下だったにも
関わらず、ルーニーが中盤の底まで受けに行って組み立てるシーンが目に付きました。
カーディフは細かく徹底してボールを繋いできます。ユナイテッドの中盤の守備が
曖昧だったのもあったかもしれませんが、技術の高い選手が多い印象を受けました。

先制点はユナイテッド。カーディフ最終ラインのパス回しをカットするとFWエルナンデスが
ルーニーへと繋いでシュート。シュートはカーディフDFに当たってコースが変わるも
ゴールへ吸い込まれていきました。
それでもカーディフは慌てず、試合を組み立てていきます。人とボールがよく動き、
じょじょにシュートチャンスも増えてきました。前半33分。ついにカーディフは同点
に追いつきます。中盤でボールを受けたマッチは相手2,3人に囲まれそうに
なるも、横にドリブルしながらタイミングを計り、裏に抜けたキャンベルにスルーパス。
GKと1対1になったキャンベルは冷静にゴール左に流し込みました。
ユナイテッドは人数は揃っていましたが、カーディフの2人を止めれませんでした。

前半終了間際、ユナイテッドはCKを得て、ルーニーが蹴ると、ニアに飛び込んだ
エブラがヘディングシュート。このシュートが決まり、ユナイテッドは勝ち越しに成功。
いい時間帯にゴールを奪い、チャンピオンの試合巧者ぶりを見せ付けます。

後半に入ってからもユナイテッドはセットプレーでチャンスを作るも、
GKのセーブにあい、ゴールならず。カーディフは前半からスタイルを変えず、
しっかりとボールを繋いで攻撃を組み立てていきます。カーディフはよく走ってましたし、
こうした繋ぐスタイルがチーム全体で意識が統一されてまとまっていましたね。
そしてチームを後押しするカーディフホームのサポーター。
サポーターに背中を押され勢いを増すカーディフ。一度キャンベルがバーに当てる
ループシュートを放つ場面があるも、そのままユナイテッドリードで終盤へ。
試合のスコアが再び動いたのはアディショナルタイムでした。ゴール前でFKを得た
カーディフ。ウィッティンガムがクロスを上げると交代で出場していたキムボギョンが
ヘディングで合わせ、値千金の同点ゴール。その瞬間スタジアムのサポーターが
一斉に立ち上がってガッツポーズ。ボルテージは最高潮に達しました。
同点に追いつかれたユナイテッドはカウンターで決定的なチャンスを作るも、決めきれず。
そのまま試合終了。昇格組のカーディフが昨年のチャンピオン相手に堂々勝ち点を
分け合う結果となりました。カーディフはスタイルが一貫しており、しかも攻撃的なので
見てて楽しいチームでした。
ユナイテッドはどうしてもチグハグしている感が否めず。
まだまだチームが出来るのには時間はかかるでしょう。








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