Monday 17 February 2014

TRM サガン鳥栖 vs コンサドーレ札幌

2/15(土) @ベアスタ 2014サガンの初観戦に行ってきました。
今季は特に中盤の選手の顔ぶれが大きく変わりました。どういったチームになっているのか?
チームの仕上がり具合をチェックです。

トレーニングマッチは45分×4本
1、2本目は控えメンバー
3、4本目は主力メンバー で行われたようです。

1、2本目 鳥栖 2:0 札幌
 1TOPのFW9播戸が2得点の活躍。この試合ではいつもの鳥栖がやるタテパスは
あまり使わず、連動した動きや細かいパスでの崩しが多く見られました。
1年ぶりに戻ってきたMF6岡本がアンカー的な役割となって攻撃の起点となり、
組み立てていきます。攻撃では右サイドのMF8水沼の突破やクロスが目につきました。
それ以外にもMF28高橋のキープ力やMF16崔誠根のボール奪取もよかったですね。
1点目は相手GKが不用意に飛び出したミスを突いて播戸が無人のゴールに楽々流し込んだ
もの。2点目は後半に左サイドから高橋が駆け上がって中央へグラウンダーのクロス。それに播戸がニアで合わせて決めました。播戸はかなり調子よさそうです。
このメンバーはその他にもかなりチャンスを作れていました。
また年の近い選手が多いせいか、選手間のコンビネーションもよかったように感じます。

3、4本目 鳥栖 2:2 札幌
鳥栖は立ち上がりセットプレーでいきなり失点。どフリーで相手にヘディングで合わせられて
しまいました。その後FW22池田、FW11豊田のゴールで一旦逆転するも試合終盤、
相手にあたったボールがゴールラインに流れ、そのまま流してゴールキックにしようと
鳥栖DFが体を入れてブロックするも、ライン際で奪われてしまい、そのままシュートに
持ち込まれて失点。勿体無い失点でした。
この試合では1,2本目と比べて鳥栖は豊田めがけてタテに蹴るケースが目立ちました。
相手も主力メンバーを揃えていたようでチャンスもあまり作れず、守備でもミスで
失点してしまいました。チームとしては物足りない内容だったと思います。
味方がボールを持ったときに周りの選手の動き出しが少なくてボールの出しどころ
を探す場面も多く見られました。
見所はDF13安田がタッチラインを割ったと思い、スローインしようとするも実は
タッチラインを割っておらず、ハンドをとられたことでしょうか(笑)

チームとしてはもっと攻撃のバリエーションを増やしてほしいというのが正直なところ。
もっとトライアングルをつくってボールを回せるようなサッカーが見たいですね。
ユン監督も鳥栖を率いて4年目ですが(実質5年目)これまでは理想のサッカーとは
別に選手の能力に合わせた戦術をとっていたように思います。
今の選手でできる最善のサッカー。すなわちハイプレスからのショートカウンターに
なると思いますが、選手達もJ1の舞台を経験したことでだいぶ能力も高くなり、成長しました。
おそらくベースの走るサッカーはそのままにこれまでのサッカーからの脱却も考えているはず。

この日見た感じではキャンプの疲れもあったと思いますし、今後良くなっていくでしょう。
若い選手に楽しみな選手が多いのでレギュラー争いも激しくなることが予想されます。

万全な準備をして開幕に備えてほしいと思います。



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